サントリー 堤 麻由子

ゼミと部活動での経験を現在の仕事に活かす

酒類メーカーで商品開発を担当する堤麻由子さん。
大学時代は運動部の主将を務め、ゼミで経営論を学んだ。そのすべての経験が、今に活きている。

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Mayuko Tsutsumi スピリッツ事業部 焼酎・リキュール部
2007年、経営学科卒業。サントリーに入社し、関東甲信越支社で群馬県のスーパーマーケット営業を担当する。その後、同支社の企画課でカクテル、リキュール、国産洋酒、輸入酒の営業企画を担当。11年9月より、現在のサントリー酒類 スピリッツ事業部に所属。

焼酎やリキュールといったお酒の新製品を開発する仕事に携わる。マーケティング調査の結果をもとに、消費者のニーズを分析し、どこにチャンスがあるかを見極め、一からコンセプトを作り、他社にはない「オンリーワンの製品」を生み出す。それがサントリーに勤務する堤麻由子さんの仕事だ。
大学のゼミでは、会社経営の仕組みを研究する経営組織論を専攻した。そこで企業活動全体を俯瞰(ふかん)することを学ぶ一方、部活動ではラクロス部に所属し、1部リーグで3位に入る強豪チームを主将として率いた。文武両道の学生時代。そのすべての経験が、今の仕事に活きている。
「目標をしっかり立てること、戦術を考えること、相手をよく研究すること――。ゼミとスポーツのなかで学んだことが、現在の仕事につながっていると感じています」
一つの商品が世に出るまでにかかる期間は、半年から数年。その間、商品のコンセプトの軸を保ち続ける役目が堤さんに課せられている。
「お酒の中味を作る部署、パッケージやデザインを担当する部署、お客さまとのコミュニケーションを考える部署――。そういった社内のさまざまな専門部署との連携が大切です。コンセプトがぶれてしまっては、商品は完成できません」
求められるのは、さまざまな人たちをまとめ上げる力だ。60名を超えるラクロスのチームメンバーをまとめた学生時代と同じように。
自分が手がけた商品を、お客さまが手に取るのを目にすること。それが仕事の一番の醍醐味だと話す。
「お客さまが商品を選んでくださったのを見ると、この仕事をやっていて良かったと心から思います」
一方、担当した商品の売れ行きが思わしくないときは、責任を感じて落ち込むこともある。そんなときは、具体的な課題を見つけて、次の商品開発につなげることを考える。
大学3年の冬、卒業生が講師を務める面接対策セミナーに参加し、さまざまなアドバイスを受けた。今は、自分がアドバイスをする立場だ。
「お世話になった大学に、これからいろいろな形で恩返しをしていきたい。そう考えています」

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(前列左から4番目が堤さん)