DEPARTMENT OF MANAGEMENT

経営学科

「いい企業、いい組織」の成り立ちを考え、実現させる力を養う「経営学科」

経営学は、企業をはじめとした“組織”の持続・成長のためにクリアすべき課題を見出して、その解決策を考える学問です。個々の事例から「いい企業とは、どんな要素を満たしているのか」「いい組織には、どんな共通点があるのか」と、ほかの組織でも応用できるような方法論を探求したり、より視野を広げて、さまざまな事例、現象に通ずる原理や法則を導き出していきます。

世の中にはたくさんの企業がありますが、その中で100年以上続くものは、ほんのわずかです。「持続可能な企業」とは、社会にとって必要な価値を生み出し続け、所属する人々もやりがいを持ち続けられるような組織です。経営学は、こうした組織を増やすことで、人々の生活をより豊かにすることを目指す学問です。

経営学科で養える「組織における課題解決力」は、あらゆる企業で切実に求められている力です。基本的な経営や組織運営の理論はもちろん、マーケティングや財務、人材マネジメントについてなど――ここで学べることは、将来的にビジネスのフィールドで、大いに役立つはずです。

経営学科で学べること・身につくこと

1. 企業・組織の経営問題を体系的に捉える力

経営学科で学べること1

経営学は、企業および組織の直面するさまざまな経営、経済、社会的問題を分析・解決するための学問です。そのための専門知識やノウハウを身につけると共に、現実の企業・組織の事例や、世の中に多く共通して見られる現象を研究し、そこでの取り組みや成果などについて深く理解する力を磨きます。

2. 自ら問題・課題を設定し、自ら解決する力

経営学科で学べること2

経営学科で鍛えられるのは、あらゆる組織に潜む経営上の問題や課題を自らつかみ、その解決方法を模索する力です。さまざまな問題に対して、それぞれに適した解決策を見出すトレーニングをくり返し積むことで、実社会で大いに生きる問題解決力を身につけます。

3. 組織を動かすコミュニケーション力とリーダーシップ

経営学科で学べること3

企業・組織における問題解決には、明確なゴールを描き、プランの意図や解決までの道筋を分かりやすく伝えると同時に、チーム内外の声に真摯に耳を傾ける能力が求められます。自他の違いを尊重しながら、社会全体の発展のために行動できるコミュニケーション力とリーダーシップを育みます。

目指せる将来のイメージ

  • 経営学科で培える「主体的に組織の課題解決に向き合う力」を上手に生かせれば、あらゆる企業でリーダーシップを発揮できます。
  • 営利企業に限らず、NPOや自治体などの公益性の高い組織においても、経営学の知見は強く求められています。
  • さまざまな組織課題をケーススタディしていく中で、独自性のあるビジネスプランを見出せれば、自ら起業する道も検討しやすいでしょう。
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飯島亮太(2017年度卒/株式会社商工組合中央金庫)

経営学科では、経営戦略やマーケティング・会計学などを学びました。また、戦略系のゼミを専攻していました。
私は現在、営業店にて契約書の作成や融資の実行チェックなど後方支援を担当し、営業に必要な知識・スキルを身に付けているところです。業務においては、企業の目利き能力が必要であり、その一つが財務諸表を分析する力です。大学で学んだ知識が直接仕事に活きています。今後、営業に出ると企業の根幹を担う社長と直接交渉する場面が多々あります。その際ゼミで培った問題点を把握し解決策を導きだす思考力や、それを伝える提案力が役立つと考えています。

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間宮ユリ(2017年卒/アクセンチュア株式会社)

企業経営について戦略、マーケティングや財務などの観点から幅広く学びました。特に、イノベーション戦略のゼミナールでは社会に新しい製品、サービス、ビジネスモデルを生み出す上で必要な視点、考え方を学びました。また、上海留学、国際交流イベントへの参加を通して、多様な考え方を尊重するマインドセットを身につけることができました。現在外資系総合コンサルティングファームにて、テクノロジー部門でクライアントのシステム設計、運用、業務改善をサポートする業務に努め、ゆくゆくは製造流通業界の企業経営における課題を解決するコンサルタントになることを目指しています。大学時代に学んだ幅広い経営の知識、尊重のマインドセットや、課題解決にむけて探求する力を今後業務で活かしていきます。

カリキュラム

学習院大学の経営学科では、一人ひとりの価値観と裁量で、自らの将来に合わせた「経営学」の学びを積み上げていけるのが特長です。「高い問題解決能力と豊かな創造力をもった人材を育成する」という理念のもとに用意された柔軟なカリキュラムの中から、学生それぞれが主体的に必要な科目を選択し、多岐にわたる企業経営の専門知識と実践的な問題解決力の修得を目指します。


1. 経営学のベーシックな理論・方法論や語学を押さえる「選択必修科目A群」

経営学は人と人の関係性など、数値では捉えきれない定性的な課題についても、論理的に検証していく学問です。現実の組織課題に柔軟に対応できるようになるため、まずは経営学の基礎的な理論や技術、方法論などを学び、経営的な視点や考え方を養うところからスタートします。また、国際的に活躍する人材を育成するため、外国語、特に英語教育に力を入れています。語学としての英語のみならず、経営理論やビジネス事情を英語で学ぶ科目を設置。外国人を含む講師陣とさまざまな経営問題について英語で議論をしながら、ビジネスの現場でも生きる英会話力を身につけられます。4年間にわたる経営学科での学習の基礎となるディスカッション・発表・レポート作成のスキルを磨く「経営入門演習」が1年生から開講されている点も、特徴の一つです。

【選択必修科目群A】
経営入門演習、経営組織論、経営管理論、経営戦略、経営史、マーケティング、人的資源論、英語で学ぶ経営理論など


2. より高度な理論、その応用方法を学び、自分の強みとなる領域を伸ばす「選択必修科目B群」

学習院大学の経営学科では、それぞれ豊かな専門性を持った教授陣が在籍しています。そこに加えてより実践的な科目には、ビジネスの第一線で活躍する実務家を講師として配置し、経営学の領域をまんべんなくカバーできるように、科目全体が設計されています。少人数で実践的に「問題を発見する力、問いを立て、仮説を検証する力」を培うゼミ演習のほか、経営学の専門応用科目を中心に、自分の将来を切り開くための強みを、さまざまな角度から磨いていきます。

【選択必修科目群B】
演習、簿記論、生産システム、多国籍企業論、新興国企業論、地域活性化のためのマーケティング、インキュベーション塾、アート・ビジネスなど


3. 専門性に磨きをかけながら教養を広げ、新たな視点を得る「選択科目」

組織の全体を見渡し、時流を読んで判断を下す経営的なセンスは、経済や政治、法律の知識も含めた幅広い教養を身につけることで、さらに磨きがかかります。経営学科では、個々の興味・関心に応じる「選択科目」を設け、横断的に学ぶことで得られる気づきを大切にしています。

【選択科目】
財政学、金融論、計量経済学、ゲーム理論、産業組織論など

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在学生の声

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経済学部経営学科1年 関口奈津美(2017年時点)

経営学の基礎を学びつつ、将来の可能性を広げたい。

初めは履修の組み方がわからなかったため、先輩から教えていただきました。専門基礎科目を履修したうえで、高校時代から得意だった数学の授業を履修しました。また、自らの人生プランについて考えるキャリアデザインの授業に興味を持ち、こちらも履修しました。2年次からは1年次に学んだことを生かして、より専門的に学べるゼミに入るつもりです。さらには経営学だけではなく、語学や検定にも挑戦することで、将来への可能性を広げていきたいと考えています。

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経済学部経営学科3年 佐藤有悟(2017年時点)

ディベートや発表を通じて培ったコミュニケーション能力。

学習院大学で得たものとして第一に挙げたいのは、コミュニケーションの能力です。ディベートや発表を伴う講義が多くあり、入学前と比べて人前で話す機会が多くなりました。ワンキャンパスの学習院でさまざまな価値観や目標を持つ人と接した経験は貴重です。もう一つは経営に関する分析力です。データ分析の講義を多く履修しましたが、特にゼミではテキストマイニングという手法を活用し、タイの経済を分析しました。ゼミは自分の興味のあることを集中して学べるので満足しています。


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