准教授 
鄭 有希

企業で働く「人」のパーソナリティ、価値観、職務態度、集団における人間関係などが私の主な研究テーマです。このような知識は、日本社会だけにこだわって仕事ができなくなったグローバル時代に最も必要なものです。学生がグローバルな人材として自ら問題を発見し、解決する知恵と力を身につけるような授業を目指します。

担当科目一覧

入門演習 Ⅰ
入門演習 Ⅱ
マネジメント論
組織行動論
Cross-Cultural Organizational Behavior
International Human Resource Management
専門演習 Ⅰ
専門演習 Ⅱ
卒業論文・卒業演習

授業(講義)

「マネジメント論」(1年次)では、経営学を理解するための前提となる基礎的な考え方を学びます。「組織行動論」(2年次)では、企業における人間行動を「的確に」理解するための前提となる基礎的な考え方を学びます。「Cross-Cultural Organizational Behavior」(2年次)、 「International Human Resource Management」(3年次)の授業では、「組織行動論」で学んだ考え方やコンセプトを踏まえ、近年、国境を越えてキャリアを形成している人々の性格・価値観・態度・行動を正しく理解し、また多国籍企業で効果的なマネジメントのあり方を考えていきます。

授業(演習)

演習では、経営学、社会学、産業・組織心理学等に基礎をおく「組織行動論(Organizational Behavior)」に関する研究を行います。「専門演習Ⅰ」(3年次)では、組織行動論に関するさまざまなトピックスを題材に、学生主導で議論を展開していくなかで、これらのトピックスの内容について理解を深めていきます。「専門演習Ⅱ」(3年次)では、ゼミ生ごとに設定した研究テーマに沿って、仮説の構築、質問紙の作成、データの収集と分析に基づく報告書の作成などの一連の定量的なリサーチ手法を経験します。

専門領域

  • 組織行動論
  • 戦略的人的資源管理
  • キャリア形成理論

連絡先

  • E-mail :
  • 研究室 :南2-410

経歴

  • 2016年
    学習院大学国際社会科学部 准教授
  • 2013年
    立命館大学経営学部 准教授(~2016年)
  • 2011年
    明治大学大学院経営学研究科 特任講師
  • 2011年
    明治大学大学院経営学研究科 経営学専攻博士課程後期課程修了(経営学博士号取得)
  • 2009年
    日本学術振興会特別研究員(DC2)

研究

企業の「人」の問題に科学的方法でアプローチする「組織行動論(Organizational Behavior)」という分野を中心に研究を行っています。組織行動論とは、職務満足感、モチベーション、組織へのコミットメント、そして高い職務成果といった企業で働く人々のポジティブな態度や行動を導く方法をエビデンスベーストで検討する研究領域です。そのなかでも、最近私が取り組んでいる研究では、従業員のエンゲージメントを高める要因を個人・集団・組織レベルから理論的・実証的に検討しています。

主要業績

  • Tanikawa, T. Kim, S., & Jung, Y. "Top management team diversity and firm performance: Exploring a function of age," forthcoming in Team Performance Management  (Accepted on December 16, 2016).
  • Jung, Y., Takeuchi, N., & Takeuchi, T. (2016) “Understanding psychological processes of applicants’ job search,” forthcoming in Evidence-based HRM: a global forum for empirical scholarship. Vol. 4, No. 3, pp. 190-213.
  • Jung, Y. & Takeuchi, N. (2016) “Gender differences in career planning and success,” Journal of Managerial Psychology, Vol. 31. No. 2, pp. 603-623.
  • Tanikawa, T. & Jung, Y. (2016) “Top management team tenure diversity and firm performance: Examining the moderating effect of TMT average age, ” forthcoming  International Journal of Organizational Analysis.  Vol. 24, No. 3, pp. 454-470.
  • Jung, Y. & Takeuchi, N. (2014) “Relationships among leader–member exchange, person-organization fit and work attitudes in Japanese and Korean organizations: Testing a cross-cultural moderating effect,” International Journal of Human Resource Management, Vol. 25, No. 1, pp 23-46.
  • Jung, Y. & Takeuchi, N. (2012) “Perceived investment in employee development and work outcomes: A person-environment fit perspective,” The Best Paper Proceedings of the 72nd Annual Meeting of the Academy of Management, Boston, USA.
  • 鄭 有希 (2012) 「上司との社会的交換関係と従業員の役割成果 : 自己確証理論に基づいて」『日本経営学会誌』 30, pp 64-76.
  • 鄭 有希・竹内規彦・竹内倫和 (2011) 「人材開発施策が従業員の職務態度に与える影響過程:個人―環境適合の媒介効果とキャリア計画」『日本経営学会誌』 27, pp 41-54.
  • Jung, Y. & Takeuchi, N. (2010) “Performance implications for the relationships among top management leadership, organizational culture, and appraisal practice: Testing two theory-based models of organizational learning theory in Japan," International Journal of Human Resource Management, Vol. 21, No. 11, pp 1931-1950.

その他

  • 科学研究費補助金 若手研究(B)(2014年度-2016年度)
  • 日本生産性本部 研究助成(2014年度)