【授業紹介】国際社会科学部「Global Challenges」

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2018.01.15 Mon

国際社会科学部では、1期生の2年生が経済や経営などの専門分野を英語で学ぶカリキュラムに入りました。第2学期の英語選択必修科目「Global Challenges」(指導教員:Tim Marchand准教授)では、世界が直面しているさまざまな問題に対する取り組みについて、より広い視野から捉えるため、関連する基礎用語や基本的な考え方を、CLIL(クリル:内容言語統合型学習)と呼ばれる手法を用いて、英語で学んでいます。

※本記事は1月中旬発行の広報誌「GLIFE Vol.99」とリンクしています。お手元にお持ちの方はぜひ19・20ページの『学びの風景~Voice from Classroom~』と合わせてご覧ください。また、デジタルブック版を近日中に学校法人学習院ホームページに掲載する予定です。

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Tim Marchand准教授
Learning through global issues
Tim Marchand, Associate Professor

The content of the Global Challenges elective course is based on the 15 global challenges identified by the Millennium Project in support of the United Nations Millennium Development Goals. In order to facilitate the students becoming comfortable understanding such complex ideas in English, the class is taught using a CLIL approach. CLIL classes support and develop the learners' language and critical thinking skills while special attention is paid towards understanding key concepts related to the content in English. Engaging the students actively with the learning process is also an important feature of the class. For example, each student chooses a research topic of interest to them related to one of the 15 global challenges, and reads extensively about it, using sources in English such as United Nations documents and journal articles. The students then share their knowledge about their research in small group discussions, teaching each other what they have learned by introducing the key concepts and case studies from their reading. Examples from this year's students' research include "water stress in sub-saharan Africa" and "the process of democratisation in Myanmar".


<和訳>
グローバルな課題を通した学び
ティム・マーチャンド准教授

英語選択必修科目の「Global Challenges」では、2000年に国連で採択された「ミレニアム開発目標」の達成を支援するための取り組み「ミレニアムプロジェクト」が特定した15の国際問題を取り上げています。学生の皆さんが複雑な国際問題を英語でも充分に理解できるよう、授業はCLILという手法を用いて行っています。英語で国際問題に関連するキーコンセプトを理解することを重要視しつつ、学生の語学力や理論的に分析する能力の向上をサポートしています。また、学生が積極的に学習過程に参加することも、CLILの重要な特徴の1つです。一例として、学生たちはそれぞれが関心を持つ15の国際問題のうちの1つに関連する研究トピックを選び、国連文書や雑誌記事などの英語の情報源を使用して、その研究トピックに関するさまざまな文献を読みます。その後、学生たちは少人数グループでディスカッションを行い、読んだ文献から得たキーコンセプトやケーススタディを紹介することで、学んだことを互いに教え合い、それぞれが調べた知識を共有します。今年の学生の研究例としては、「アフリカ南部における水不足」「ミャンマーの民主化プロセス」などがあります。

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CLILとは、専門分野の知識を得ながら4技能(Reading・Writing・Speaking・Listening)を高める手法のことで、国際社会科学部では2年次からの英語科目で採用しています。多くの大学では語学を一般教養科目と位置づけるところも多いですが、国際社会科学部では英語と社会科学に関する知識を同時に学ぶことができ、より高い水準の教育を受けることができます。

また、2年次第1学期に150名以上の講義形式で行われる専門科目には、対となる内容の英語科目(ブリッジ科目)があり、20人ほどの少人数制で行われています。この専門分野に関する英語科目で専門科目の語彙や知識などを補完することで、英語で講義される専門科目を少しずつ理解できるようにしています。

1月中旬発行の広報誌「GLIFE Vol.99」では、この授業を受けている2名の学生へのインタビューも掲載しています。ぜひご覧ください。


国際社会科学部のホームページはこちらから
広報誌「GLIFE」デジタルブック版はこちらから
*Vol.99は1月下旬公開予定です