教員紹介
脇坂 明 教授

脇坂 明 (ワキサカ アキラ) 教授

経済学科:雇用政策、人事管理、女性労働

略歴

  • 1982年:京都大学大学院博士課程単位修得退学
    岡山大学助手、講師、助教授、教授を経て
  • 1999年より 学習院大学経済学部教授
  • 1999年:経済学博士(京都大学)
  • 2004年 英国オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジ上席客員研究員
  • 2011年:経済学部長
  • 2014年:図書館長

研究分野

労働経済、人事管理、女性の働き方


主要業績

  • 『女性労働に関する基礎的研究 ―― 女性の働き方が示す日本企業の現状と将来』日本評論社 2018年(単著) 
  • 『労働経済学入門―新しい働き方の実現を目指して』日本評論社 2011年(単著)
  • 『職場類型と女性のキャリア形成・増補版』御茶の水書房 1998年(単著)
  • 『日本型ワークシェアリング』PHP 研究所 2002年(単著)
  • 『経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス』第一法規 2008年(共著)
  • "Women at work" in M. Sako and H. Sato eds., Japanese Labour and Management in Transition -- diversity, flexibility and participation. London and NY; Routledge 1997(共著)
  • "Implementation and Status of Work-Life Balance Viewed from Matching Data", Japan Labor Review,Vol. 4, No. 4(7-35), Autumn 2007.

学外での活動

日本キャリア・デザイン学会会長
日本経済学会、社会政策学会、日本労務学会
神奈川県職業能力開発審議会会長
東京地方労働審議会副会長


講義・演習の方針

講義では、1つのテーマごとにポイントを述べますが、興味のあるテーマはぜひ、授業やシラバスでふれる参考文献を読んでみて下さい。仕事や雇用はみなさんの身近なこととして感じられるでしょう。そのなかで1つぐらい興味あるテーマは必ずあるはずです。

演習では各自が遠慮せず活発な議論ができるような場にし、少しでも深く考えることの訓練ができれば、と思います。良いにせよ悪いにせよプレゼンテーション・スキルというのが、ビジネス社会で重要視されてきています。失敗や恥をかく経験をしましょう。


学習とか研究について

経済学や経営学を学習するときのポイントはどのようなものでしょうか。
素材が、どこにあるかといえば、社会そのものにあります。社会あるいは企業の奥深いところに接する機会は、学生のときにはほとんどありませんから、新聞や雑誌、インターネットなどで仕入れてください。素材(つまり関心事)がなければ、技法だけ覚えても役にたちません。

つぎに、いくら良い素材を仕入れても、ありきたりの調理法では、おいしくない料理になってしまいます。調理法が経済や経営の理論です。そこには、プロしかできない調理法もありますが、ちょっと学習(訓練)をすれば習得できるものもあります。かなりの経済現象・社会現象が、わりと単純な調理法(理論)で説明・解明できます。この最低限のところを、学生のときに習得する、つまり、どの主張がどういった理論や仮説を背景にもっ てなされているかを、見抜くことができるようになってほしいと思います。
高校までの勉強と大学での勉強の違いは、自分自身でテーマや関心事を発見するところが大学です。丸の内や霞ヶ関といった経済・政治の中心地のすぐ側にいるわけですから、素材は仕入れやすいはずです。その東京のなかでも、目白という、ゆったりと思索することができる場所で学生時代を過ごすわけですから、この優位性を十分に利用して、大きなものを得てください。大学で学問的手続きをふんで行う研究は、意外なほど企業などの組織の仕事で役立ちます。表面的なテーマは、大学と実社会でかなり異なりますが、新たなプロジェクトやテーマに取り組むとき、その大切さが痛感されます。

現在の私の研究で、もっとも力をいれているのは、「ワーク・ライフ・バランス」(WLB)、すなわち仕事と生活の調和です。21 世紀におけるキー・ワードであるとさえ思っています。学習院大学経済経営研究所が先進企業と共同でWLB の指標を作成し、出版もされました。多くの企業や病院などで用いられており、少しでも世の中が変わることに役立てれば、と期待しています。


メッセージ

日本経済新聞などで、日々動いていく経済・社会を感じとり、何が変化し、何が変化していないかを見極めてください。

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