所長からのメッセージ


Stretch yourself!

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Stretch yourself! これは私がよく大学生に言うアドバイスです。在学中に色々なチャレンジを通じて自分を伸ばす学生は、卒業後もより面白く、より豊かなライフパスを歩むはずだからです。様々なストレッチ方法がある中、海外に渡って現地でしばらく暮らしてみるというのは一生忘れられない経験になります。観光旅行と比べ物にならない程、実際に外国に住むことによって外国のことはもちろん、日本の長所と短所についても学ぶことができるからです。そして、帰国後には、自信が前より高く、思考が広く、フットワークが軽く、頭の回転が速くなったと感じるはずでしょう。これが世界と向き合って活躍するグローバル人材への大きな一歩にもなるのです。

学習院大学では現在、世界の 67 の大学と大学間協定を結び(2021.3.31現在)、その多くの大学に毎年学生を一年間または半年間派遣しています。この協定留学では、留学期間を在学年数に算入することができます。また、留学先で修得した単位を一定の条件の下で本学の単位に認定することも可能です。協定留学以外にも、色々な留学タイプがあり、自分のニーズに合わせた留学を企画できます。

ところで留学するためには、やはり最低限の語学力が求められます。受け入れ大学によっては、英語では TOEFL IELTSなどの試験において一定の得点が必要になります。そこで、本学の外国語教育研究センターが提供している授業を通じて語学力を磨き、試験の得点を上げることができます。また、オンラインでネイティブスピーカーとつながり、会話を練習するのもよいでしょう。実際に留学するためには、語学以外にも、様々な準備が必要です。国際センターでは、経験の豊かなスタッフが皆さんの相談に対応し、留学のお手伝いをしています。留学を決めている人だけでなく、留学に関心を持っている人は、気軽に国際センターを訪れてみてください。

2021.4.1
国際センター所長 ディミトリ・リティシェフ