海外渡航を伴う2021年春(1~6月)出発 海外研修の取扱いについて

  • HOME
  • NEWS
  • 海外渡航を伴う2021年春(1~6月)出発 海外研修の取扱いについて
新型コロナウイルスが感染拡大の一途を辿っていることから、国際社会科学部では2021年春(1~6月)出発の渡航を伴う海外研修について、以下のとおり取扱います。
 
1.短期海外研修について
短期海外研修(学部募集型・自己手配型)の申請を受け付けないこととします(中止)。
また、渡航を伴う海外研修の代替として、2020年夏季と同様に、オンラインによる短期海外研修を実施することを決定しました。参加者の決定については、高学年者を優先します。詳細は募集要項としてまとめ、Moodleに9月下旬頃に掲載いたします。
 
本学部の危機管理方針では、外務省が定める危険・感染症レベル2(不要不急の渡航は中止してください)以上の国への渡航を禁止しています。現在は全世界に対してレベル2が発せられるとともに、研修先として想定されるほぼ全ての国がレベル3(渡航はやめてください/渡航中止勧告)となっています。また、各国において日本からの入国に制限がなされており、航空券の確保やビザの発給も不透明な状況が続いています。
仮に今後状況が改善し渡航が可能な状態になったとしても、各国が実施する入国後の水際対策として、入国後に2週間程度の隔離期間が設けられ、場合によっては約4週間の研修の半分程度が待機となってしまう可能性があります。さらに日本における水際対策により、帰国後も2週間の隔離期間が必要となる見込みです。これらの行動制限が常に流動的であることも踏まえますと、限られた春季休業期間の中で短期海外研修を滞りなく修了することはできないという結論に至りました。
 2021年春季に渡航を伴う短期海外研修の実施を希望していた方には、大変残念なお知らせとなりますが、事情をご賢察のうえ何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。
 
2.中長期海外研修について
中長期海外研修のうち、協定外(私費)留学の取扱いについては、9月中旬に発表します。
実施可否は総合的に状況を検討して判断しますが、実施する最低条件は以下の2点です。
少なくともこの2点の両方を、第2学期開始日(9/12)時点で満たしていない場合は、全面的に中止を決定します。

①主な留学先として想定される国が、外務省 危険・感染症レベル1以下になっていること
②主な留学先として想定される国が、日本人留学生の入国を許可していること 
 
協定留学については、国際センターの決定に従ってください。
協定留学が実施され修了した場合は、本学部の卒業要件を満たすものとします。
 
国際社会科学部長 澁谷 覚


<参考>本学部の危機管理方針
外務省発表の海外安全情報における危険レベル2以上及び感染症危険情報レベル2以上と示される地域への渡航は認めない。
また、海外研修中にレベル2指定された場合は、情報収集に努め、帰国を検討すること。
レベル3以上になった場合は、安全に留意の上、速やかに帰国すること。
上項の危険レベルに該当しない場合でも、感染症の防止等を理由に、
日本との出入国や現地での行動に制限が設けられた場合は、状況により渡航中止や帰国を要請する場合がある。

外務省 海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/