日本語日本文学科

日本語教育系

Japanese language education

本学科では、学生は2年次から日本語日本文学系日本語教育系に分かれて各自の興味関心を深めていくことになります。

2つの系では、必修科目も違いますし、単位に含めることが出来る科目も異なります。

日本語教育系の特徴

日本語を母語としない人たちに対する日本語教育について学びます。言語の教育や学習に関わる分野(外国語教授法、異文化コミュニケーション、言語習得過程の研究など)、社会や行政に関わる分野(言語政策、日本語教育史、多言語主義など)、日本語や言語一般に関わる分野(日本語の音声・文法・日本語史・語用論など)の勉強をします。

授業でも教育実習がありますが、それ以外に有志の学生たちはいろいろな機会をとらえて日本語教育に関わっているため、学年を超えた学生同士のつがなりが強いのも特徴です。

2024年に、登録日本語教員養成機関及び実践研修機関として文部科学省に認められました。また、日本語日本文学系を選択した学生も副専攻プログラムを履修することで日本語教師の資格のために必要な単位を取得することができます。詳しくは別ページの「副専攻プログラム」「実践研修機関・登録日本語教員養成機関」をご確認ください。

系選択するにあたって

日本語教育を学ぶにあたって、日ごろから世界の動きに関心を持つことが重要です。また、日本語教師は日本語を通して日本について教えることにもなりますので、日本文学をはじめ、様々な授業を積極的に受講しましょう。

その他の活動

日本語教育系では課外活動も充実しており、日本語を母語としない人たちと交流を深めたり、日本語教育に携わったりする機会があります。そのいくつかをご紹介しましょう。

学科主催海外日本語教育研修旅行

毎年20名程度の参加者を募集し、11月初旬の文化祭の期間に5泊6日でアジアの大学を訪問します。現地の大学で行われている日本語や日本文化の授業を見学したり、現地の学生たちと交流したりしています。活動の内容は「かけ橋」という報告書にまとめ、発行しています。

豊島区との共催日本語教室

2年生から大学院生までの学生が参加して2つの日本語教室を開催しています。学習者は豊島区及び近隣に住む日本語学習者で、豊島区からの後援を受けています。

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