2017.11.20 Mon
學習院大學應援團は2012年以降、東日本大震災の被災地を毎年訪問し、応援する活動を行っています。今年も10月17日に、応援団リーダー部、チアリーダー部、吹奏楽部の計103名が福島県いわき市にある豊間中学校と泉中学校を訪れました。




豊間中学校は海岸に近く、震災で8メートルを超える津波に襲われ、校舎が壊滅しました。約6年半にもおよぶ間借りやプレハブ校舎での生活を経て、このたびようやく新校舎が竣工したとのこと。そのお祝いも兼ねた演技披露となりました。
その後、生徒の皆さんと一緒に、チアリーディングで人の上に乗る「スタンツ」という難しい技に挑戦しました。

また、今回初めての取り組みとして、生徒の皆さんと団員が一緒に、4色のチームに分かれて応援合戦を行い、交流を深めました。生徒の皆さんも大きな声を出したり、団員とともにかけまわったりしていました。
プログラムの終盤には、豊間中学校側からのサプライズ企画として、生徒の皆さんが「よさこいソーラン」を披露してくれました。

泉中学校では約850名の生徒を前に「福島応援」の演技を披露、また、チアリーディング体験や双方の吹奏楽部による大合同演奏も行い、親睦を深めました。


プログラムの最後には、応援団が3年生に高校受験必勝の熱いエールを送りました。



【學習院大學應援團のコメント】
福島の子どもたちに元気や勇気、笑顔を届け、今もなお東日本大震災の爪痕が残る福島へエールを送るつもりが、かえって団員がパワーや笑顔をいただきました。この経験が必ず私たちの今後の生きる糧となるでしょう。福島の子どもたちにとっても、いい思い出になり、一時でも辛い思いを忘れるきっかけになればうれしいです。私たち応援団は、いつまでも東日本大震災を忘れずにエールを送り続けます。
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