2019.06.18 Tue
6月13日(木)、国際社会科学部の授業「海外研修I Study Abroad I 」(担当:入江教授、野崎教授)が行われました。
国際社会科学部では、28日間以上の海外研修が卒業要件となっています。この科目は新1年生が、海外研修の基礎的知識を身につけ、実践力を養い、モチベーションを高めることを目的に行われています。特に、グローバル時代における英語、海外高等教育事情、国境を超える行為の法的意味、単位制度、異文化体験、危機管理対応等について学び、最後に各学生が各自それぞれの海外研修企画書を作成します。
この日は、ゲスト講師として、
日本の留学エージェンシーMelbourne Education Center (MEC)の山下多英子さん、
オーストラリアからQueensland University of TechnologyのJoel Ongさん、
Bond UniversityのSharon Bignellさん、
Southern Cross UniversityのChristine Martinさん
を迎え、オーストラリアの大学の特徴や各大学の留学生向けプログラムについてお話ししていただきました。オーストラリアからのゲストは英語で話されました。

<講演するJoel Ongさん>

<講演するSharon Bignellさん>

<講演するChristine Martinさん>
お話しの中で、
日本には750校以上のUniversity(大学)があるが、オーストラリアには43校しかない、
オーストラリアのUniversityは研究機関として世界的にレベルが高い、
質保証システムによって教育の質が保証されている、
留学生の数が多く留学生向けサポートも整っている、
北米の大学に比べると授業料が高くない
等の説明がありました。
また、近年は、英語を学びながら専門科目を履修するプログラムが人気で、それらを、Diplomaプログラム、Foundationプログラムと呼んでいる、ということでした。
講義の後で質疑応答の時間があり「生活費はどれ位か」「どのような科目を履修するのがお勧めか」「クラブ活動に参加できるか」といった質問が出ました。中には、英語で質問する学生もいました。

<質問に回答している様子>
国際社会科学部からは、毎年、学生がオーストラリアに春夏の短期研修や中長期の留学に出かけており、勉学や課外活動に充実した日々を過ごして帰国しています。