【授業紹介】目白小学校との連携授業(教育学科)

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10月30日 文学部教育学科と、目白小学校との共同授業が行われました。
この取り組みは毎年行われており、小学1年生の生活科「秋さがし」の授業を学習院目白キャンパス内で行っています。(生活科は小学校1、2年生の総合的な科目です。)

一方で、本学の教育学科生は「生活科概説」、「生活科教育法」という授業の一環であり、小学校教員志望の学生が実際に小学生と一緒に活動を行うことができる貴重な時間です。
教育学科生は、事前にキャンパス内の下見や説明事項などの準備を行い、今日の実習に臨んでいます。
 今年は95名の小学生と、40名程の教育学科生が参加しました。


目白キャンパスに到着した小学生たちを、班ごとに集合させるところから授業が始まります。小学生10名ほどの班を、4~5名の教育学科生が引率します。
まずは参加者全員の自己紹介から始まります。教育学科生は、ひらがなのニックネームが書かれたネームプレートを付け、目線の高さを合わせて自己紹介を行いました。

小学生からも自己紹介をしてもらった後、「水を飲みたいときや、お手洗いに行きたいときは先生に手を挙げて教えてください」など、「秋さがし」を行うときの注意点を説明しました。
説明が終わって、いよいよ班ごとに「秋さがし」に出かけます。

土の中からはダンゴムシを探すことができたようです。

笹の葉を使ってなにができるでしょうか。

小学生たちの初めての笹船作りは、大成功でした。

今年は4つのコースを設け、それぞれの班が秋さがしを行います。
そして、全ての班が血洗いの池を通過することになっています。
急な階段は大学生がフォローしながら、小学生たちも一生懸命に下っていました。

血洗いの池に到着した小学生たちは、いっそう豊かな緑に大はしゃぎしている子も少なくないようでした。先ほど作った笹船が、立派に池を泳いでいました。
池を通過した各班は、集合場所へと戻ります。帰りは時間配分を考慮しながら、自由にコースをアレンジしているそうです。


こちらの細い植物はイノコズチです。遊んだことがある方も多いのではないでしょうか。

「秋さがし」を通して、沢山の自然に触れることができたでしょうか。
目白キャンパスの自然の中で、小さな驚きや感動が生まれ、参加者の皆が同じ目線で共有することで、「生活科」への理解も深まったのではないでしょうか。
目白小学校のみなさん。ご参加くださり、ありがとうございました。


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