【開催報告】『ベトナムインターンシップ研修』参加報告会

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11月21日、学習院大学キャリアセンターの主催による「ベトナムインターンシップ研修参加報告会」が開催されました。

今年2回目を迎えたこのインターンシップ研修には、全ての学部から31名の学生が参加しました。
第1回の参加学生18名から大幅に参加者が増えたことが特徴です。報告会には本学から採用実績のある企業人事の方、キャリアセンターとご縁のある企業の方、面接対策セミナー(メンタイ)に協力いただいている卒業生など、外部の参加者も多くいらっしゃいました。また研修の際にお世話になった関係者もお越しになり、再会の喜びを分かち合うような和やかな雰囲気に包まれていました。
昨年の研修参加者18名が4年生となり、進路を決めてこの報告会を聴講する姿も印象的でした。

このベトナムインターンシップ研修は、「インターンシップ」を様々な社会との接点機会と捉えて実施しました。
また「ベトナム」の様々な要素(歴史・風土・人物・ビジネス・現地学生との接点)を題材として、グループ行動を通じてその体験から学んでいくことを目的として行われました。
参加学生は、各自が訪問企業や現地の大学情報を予習調査するなど入念な事前準備学習を経て研修に臨みました。
インターンシップ研修は、以下の「4つのMISSION」によりプログラムが構成されています。①大都市・大企業のインターンシップ。②地方都市・農業のインターンシップ。③在越ビジネスマン・卒業生桜友会とのダイアローグ。④参加学生・ベトナム大学生との相互プレゼンテーション。
そして、インターンシップ研修の日程は9月2日から9月11日までの10日間にわたり、ベトナム桜友会の多大なご協力のもと実現されました。
 
今回の研修参加報告会では、引率責任者を務めたキャリアセンターの淡野健から研修目的や内容についての説明の後、参加した学生31名が3~4名の班に分かれプレゼンを行いました。

各班3分という限られた時間の中、インターンシップを通して気づいたこと、得た学び、など各班が項目立てし、発表しました。

ベトナムで働く日本人や、現地の学生とのふれあいから、海外で働くことを視野に入れたという意見や、積極性の大切さ、自身の体験から判断していくことの重要性を実感したという声も多く聞かれました。

また飲食店や小売店での体験から、日本とは全く異なる生活習慣に着目し、身近なことから新しい気づきを発表した学生も多く、この点は印象的でした。

その後、ベトナム桜友会事務局長の松尾智之さんより、今回の訪問先企業や大学を訪れた意義や、ベトナムで活躍する卒業生の紹介が行われました。


ベトナム桜友会事務局長 松尾智之さん

続いて、キャリア担当 副学長 守島基博よりインターン先としてのベトナムの重要性や、参加学生に対し、今まさに成長を遂げているベトナムの、10年後・20年後の様子を見届けることの大切さについても話されました。


キャリア担当 副学長 守島基博

最後にキャリアセンター担当事務長の淡野健より、このインターンシップを経て、参加者各自が自分のステージにおいて『ファーストペンギン』になって欲しいと、今後のキャリア選択においても激励の言葉を述べました。


キャリアセンター担当事務長 淡野健

(「ファーストペンギン」とは集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛び込む1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。)

ベトナムインターンシップを経て、多くのことを体験した参加学生達は、この報告会を通しても沢山の社会人・企業人を前にプレゼンを行い、自分たちが獲得した経験や気づきについて総括できたのではないでしょうか。

今後もキャリアセンターでは、卒業生とも連携を取りながら、学生の成長を促し社会との接点をつくっていくような講座を数多く予定しています。

※学習院大学キャリアセンターのホームページはこちらから