所長挨拶
教育と研究の両面から、学習院大学における情報科学の拠点として
学習院大学計算機センターは、情報科学分野の研究と教育を担う附置研究所として1974年に設立されました。以来半世紀以上にわたり、本学の情報教育と研究活動の中核を担ってまいりましたが、時代とともに学内の情報インフラ整備や運用管理といった業務も担うようになり、研究所としての本来の姿がやや見えにくくなっていたかもしれません。
2026年4月、学内情報インフラの管理・運用業務が新設の情報システム統括部に移管されました。これは計算機センターにとって、設立時の理念に立ち返る大きな転機です。私たちはこれを機に、研究所としての活動に改めて力を注ぎ、情報科学の教育と先端研究に専念してまいります。
計算機センターの教育活動の柱のひとつが、全学部・全学科の学生を対象としたデータサイエンス教育です。本学のデータサイエンスプログラムは、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」においてリテラシーレベルおよび応用基礎レベルの認定を受けており、文系・理系を問わず、すべての学生がAI・データサイエンスの知識とスキルを身につけられる環境を整えています。
本学の卒業生の就職先を見ると、情報通信業界は常に上位を占める分野のひとつです。学部や専門にかかわらず、多くの卒業生がIT・情報系の企業で活躍しています。この事実は、情報科学のリテラシーが特定の専門分野だけのものではなく、あらゆる学問領域の学生にとって将来の可能性を広げる力であることを示しています。
計算機センターでは、データサイエンスやAIといった応用的な科目にとどまらず、情報科学の基礎から専門的な内容まで、段階的に学べるカリキュラムを整備しています。「データを使いこなせる教養人」を育てるだけでなく、より深い専門性を求める学生にも応えられる場でありたいと考えています。
研究面では、専任教員がデータサイエンス、機械学習、情報ネットワーク技術、数理モデリングなど多様な分野で先端的な研究に取り組んでいます。また、学内の研究者を対象とした特別研究プロジェクトの公募・支援を通じて、所属学部・センターの枠を超えた分野横断的な研究活動を促進しています。
これからの計算機センターは、教育と研究の両面から、学習院大学における情報科学の拠点としての役割をいっそう明確にしていきます。学生の皆さんには、ぜひ計算機センターの科目や研究活動を通じて、自らの専門性を高め、将来の選択肢を広げていただきたいと思います。

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計算機センター事務室
(南5号館201室)
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