教授 
澁谷 覚

マーケティングはビジネスの根幹としての重要な役割を果たしています。今日グローバルに展開されるようになったマーケティングは、各国の状況と密接に結びついています。私と一緒にマーケティングや消費者行動の基本を学んだ上で、さまざまな国の特性や歴史、政治や経済状況、技術などがマーケティングに及ぼす影響を議論していきましょう。

担当科目一覧

入門演習 Ⅰ
入門演習 Ⅱ
マーケティング
マーケティングと消費者行動
Marketing Strategy
Marketing Strategy and Consumer Research in International Markets
専門演習 Ⅰ
専門演習 Ⅱ
卒業論文・卒業演習

授業(講義)

「マーケティング」(1年次)では、マーケティングの入門科目と位置づけ、消費者や顧客の観点から物事を考えるというマーケティングの一番の基本を学びます。「マーケティングと消費者行動」(2年次)では、オンラインとオフラインの消費者の振るまいや、これに対する企業の対応について議論します。「Marketing Strategy」(2年次)では、これまでに論じられてきたマーケティングの諸側面を、コミュニケーションや意見形成、態度、関与などの理論枠組みを押さえつつ、さまざまな角度から議論します。「Marketing Strategy and Reserch in International Markets」(3年次)では、国際的な消費者行動の比較などに立脚して、グローバルに展開される今日の企業のマーケティングの現状と課題を議論します。

授業(演習)

この学部の教育基盤は「社会科学」ですが、私の演習ではその中でも特に社会心理学や行動科学などに基礎を置き、科学を身近なものとして感じてもらえるようにさまざまな工夫や試行錯誤をしています。その中でゼミ生には自分たちでテーマを選び、自主的にグループで議論を行い、学びを得られるようなゼミ運営を目指します。

専門領域

  • 消費者行動
  • クチコミ
  • デジタル・マーケティング

連絡先

  • E-mail :
  • 研究室 :南2-407

経歴

  • 2016年
    学習院大学国際社会科学部 教授
  • 2016年
    レンヌ第1大学経営大学院日仏経営センター 訪問教授
  • 2013年
    早稲田大学ビジネススクール 非常勤講師
  • 2009年
    東北大学大学院 経済学研究科 教授(~2016年)
  • 2007年
    東北大学大学院 経済学研究科 准教授(~2009年)
  • 2006年
    新潟大学大学院 技術経営研究科(MOT) 助教授(~2007年)
  • 2001年
    新潟大学経済学部 助教授(~2006年)
  • 1988年
    東京電力株式会社(~1998年)

研究

消費者はどのようにしてコミュニケーションを行い、どのように相互に影響し合うのか、そしてそれらはオンライン上とオフラインではどのように異なるのか、という課題を大きなテーマとして、主に社会心理学と、そして部分的に認知心理学の側面から探求しています。研究手法は、主として実験の方法を用いています。今後より広くさまざまな研究手法を取り入れていきたいと考えています。

主要業績

  • 澁谷覚(2015), 「他者の経験が消費者の現在の知覚に及ぼす影響:プロモーショナル・コンテクストとソーシャル・コンテクストの比較実験」, 『慶應経営論集』, 32(1), 85-108.
  • 澁谷覚(2015), (共著)『未来がつくる広告2020: 循環型情報社会のマーケティング・コミュニケーション』, 公益財団法人吉田秀雄記念事業財団.
  • 澁谷覚(2013), (単著)『類似性の構造と判断: 他者との比較が消費者行動を変える』, 有斐閣.
  • 久保田進彦・澁谷覚・須永努(2013), (共著)『はじめてのマーケティング』, 有斐閣.
  • 澁谷覚・鈴木寛・池田達哉・北川嘉人(2013), 「サプライヤー選定基準と情報接触行動を明らかに」, 『日経広告研究所報』, 47(6), 2-13.
  • 澁谷覚(2013), 「自他の類似性判断の自動性」, 『商學論究』(関西学院大学商学研究会), 60(4), 199-217.
  • 澁谷覚(2012), 「今後のメディアについて」, 『コミュニケーション・ダイナミズムが革新する新交流社会におけるメディア・マーケティング・生活の進化─2020年のマーケティングコミュニケーション構造と広告─』, (財)吉田秀雄記念事業財団委託研究プロジェクト: メディア・コミュニケーション研究チーム報告書, 13-48.
  • 澁谷覚(2011), 「クチコミによる推論:現在の他者から将来の自己を予測する過程」, 『流通研究』, 13(3), 1-20. (日本商業学会賞(優秀論文賞),2012年)
  • 澁谷覚(2011), 「クチコミの有用性:購買シミュレーションとしてのネットクチコミ」, 『日経広告研究所報』, 45(2), 11-18.
  • 澁谷覚(2011), 「経験─期待過程による包括的コミュニケーション・モデル構築試論: 『経験』シミュライゼーションによるコミュニケーションに向けて」, 『季刊AD STUDIES』(公益財団法人吉田秀雄記念事業財団), 38, 22-27.

その他

<研究代表者>

  • 文部科学省科学研究費(基盤研究C)
    「企業が発信する既存顧客の経験が潜在顧客におよぼす心理効果に関する研究」(研究代表者, 単独研究)(2012年度-2014年度)
  • (財)吉田秀雄記念事業財団研究助成
    「アナロジーにもとづく構造的ソーシャル・レコメンデーション:インターネット上のクチコミ情報におけるレコメンデーション効果に関する研究」(研究代表者, 単独研究)(2009年度)
  • 文部科学省科学研究費(基盤研究C)
    「ネット上のクチコミ情報がもたらす質的影響と量的影響に関する研究」(研究代表者, 共同研究)(2009年度-2011年度)
  • (財)電気通信普及財団研究助成
    「アナロジーにもとづくソーシャル・レコメンデーション:インターネット上のクチコミ情報におけるレコメンデーション効果の実証実験」(研究代表者, 単独研究)(2008年度)
  • (財)吉田秀雄記念事業財団研究助成
    「インターネット上の高関与消費者に対する効果的な製品プロモーションのあり方に関する実証研究」(研究代表者, 単独研究)(2005年度)
  • 文部科学省科学研究費(萌芽研究)
    「インターネット上における他者との比較を通じた消費者の意見形成プロセスに関する実証研究」(研究代表者, 単独研究)(2003年度-2005年度)

<研究分担者>

  • 文部科学省科学研究費(基盤研究A)
    「大規模異種情報の統合によるCRMの理論構築と展開に関する組織的研究」(研究分担者, 共同研究)(2013年度-2015年度)
    文部科学省科学研究費(特定領域研究─継続領域)
  • 「自己の社会的価値の脳内表象:パートナー選択の脳画像研究」(研究分担者, 共同研究)(2011年度-2012年度)
  • 文部科学省科学研究費(基盤研究A)
    「データベース・マーケティングと消費者理論の融合によるCRMの新展開」(研究分担者, 共同研究)(2009年度-2011年度)