2015.05.29 Fri

バドミントン部

新人戦Bブロック優勝〜学びと部活、両方楽しむ〜 バドミントン部中島優香さんインタビュー

新人戦Bブロック優勝〜学びと部活、両方楽しむ〜 バドミントン部中島優香さんインタビュー

文学部 日本語日本文学科2年生 バドミントン部教育係 中島優香さん

部員一人ひとりが、高みを目指す。
だからこそ私も強くなれる。

体育館に響きわたる、乾いたシャトルの音と部員達のかけ声。バドミントンのスマッシュの初速は300kmを超えることも多く、想像以上にタフで激しいスポーツでもある。2014年度関東学生バドミントン新人選手権大会で、Bブロック女子シングルス優勝を果たした中島優香さんに、普段の活動や今後の目標などについて聞いた。

バトミントン部

体育会 バドミントン部
1年生5名、2年生4名、3年生9名、4年生7名の計25名が所属。月~土曜日の週6日、基礎打ちや試合形式の練習を主軸に、先輩・後輩の区別なくアドバイスを受け合いながら切磋琢磨している。関東学生バドミントン連盟 男子5部リーグ、女子4部リーグ所属。経験者・初心者を問わず部員を募集している。

Q.1 入部のきっかけは?

中島優香さん

小学2年生の頃からバドミントンを始め、中学・高校はバドミントン部に所属していましたので、大学でも「部活をするならバドミントンを」と考えていました。「部の雰囲気が良くなかったらどうしよう」「学問と部活の両立はできるだろうか」といった不安や迷いもありましたが、見学に行った際、真面目に一生懸命に取り組んでいる先輩方の姿や、楽しそうな部の雰囲気を見て、「ここで頑張ってみたい」と思えたのが入部のきっかけです。

Q.2 普段の活動について教えてください。

ラケット

月~金曜日の15:00~17:00と土曜日に、体育館で練習しています。練習内容は、体育館内のランニングから始まり、コートの6か所に置いたシャトル(右前・左前・右サイド・左サイド・右後ろ・左後ろ)を1か所に集める「シャトル置き」、ラケットを使ったフットワークの強化に取り組みます。その後、1対1で基本の打ち方を一通り練習する「基礎打ち」などを経て、試合形式で3点もしくは5点ゲームをシングルスとダブルスで行います。土曜日は試合練習がほとんどで、OB・OGの方が試合相手として来てくれることが多いです。

Q.3 出場されるリーグ戦、試合などについて教えてください。

中島優香さん

5月に関東学生バドミントン連盟の春季リーグ、9月に秋季リーグがあります。シングルス3試合、ダブルス2試合で競う団体戦で、部一丸となってリーグ戦に向けて練習の精度、士気を高めていきます。他にも、6月に関東学生バドミントン選手権大会(個人戦)、10月に成城・成蹊・武蔵・学習院大学で競う「四大戦」、甲南大学との「甲南戦」があり、11月に1、2年生全員が出場する関東学生バドミントン新人選手権大会(個人戦)が控えています。試合ではないですが、夏季と冬季に強化練習、4泊5日の夏季合宿なども行っています。

Q.4 学習院大学バドミントン部の特色、雰囲気を教えてください。

中島優香さん

部員一人ひとりが「強くなりたい」「上手くなりたい」という想いを持っているので、みな真剣に練習に取り組んでいます。とはいえオンとオフの切り替えも上手なので、部活後や部活以外の時は和気あいあいとしていてフレンドリーです。女子も男子に混ざって練習していますし、レベル別に分けての練習と、経験者・初心者をシャッフルしての練習があるので、男女や経験の差を区別し過ぎないところもいいですね。先輩・後輩を問わず、上手な人に「アドバイスをお願い!」と求める雰囲気なので、先輩が後輩に教わることもたくさんあるんですよ。オフの日には一緒に出かけたり、ショッピングに行ったりしています。

Q.5 関東学生バドミントン新人選手権大会はいかがでしたか?

中島優香さん

大会は上位のAブロックと下位のBブロックに分かれており、1年生(2014年度)の時はBブロックに出場し、シングルスで優勝することができました。中学・高校時代は、試合になると気負い過ぎて上手くいかないことが多かったのですが、大学に入って環境も変わり、適度に力が抜けてリラックスした状態でプレーできていたのが勝因かもしれません。もちろん優勝を目指して練習を頑張っていたのですが、練習後に部員のみなさんと遊びに行くなど、楽しさを伴った余裕も大事なのかなと思いました。

Q.6 練習の際に心がけていることは?

シャトル

日々の練習では、ひとメニュー終わるごとに先輩にアドバイスをいただき、その時に言われたことや反省点を次に生かせるように心がけています。平日は2時間しか練習時間がないため、授業が4限目まである日は途中からの参加となり、5限目まである日は参加できません。だからこそ貴重な2時間を無駄にせず、集中して取り組むように意識しています。試合が近くなったら調整の期間といいますか、新しいことにチャレンジするよりも、今自分ができることの精度を高めるように努めています。

Q.7 初心者でも部活についていけますか?

中島優香さん

中島優香さん

サークルではないので、「練習が厳しいのではないか」というイメージを持たれがちですが、初心者も多いですし、先輩方や経験者がフォローしたり見てくれたりするので安心してください。初心者でも、バドミントンが好きで向上心を持って練習している学生は上達も早いですし、大会で勝てることももちろんあります。初心者ウェルカムの部なので、興味のある方にはぜひ入部してほしいです。

Q.8 OB・OGとの関わりは?

中島優香さん

土曜日などに試合練習の相手として来てくださるだけでなく、リーグ戦の際には応援に来ていただいたり、夏休み前の納会ではOB・OGと試合をしてからご飯をご一緒したりなど、面倒見の良い方が多く、とても感謝しています。

Q.9 部としての目標、個人としての目標は?

中島優香さん

現在は、男子が5部リーグ、女子が4部リーグに所属していますので、部全体としてはリーグ昇格を目指して、一致団結して日々の練習に取り組んでいます。個人戦では、2014年に新人選手権大会Bブロックで優勝したので、次からは上位のAブロックへの出場となります。1回戦から強い相手と戦うことになるので、1勝、2勝と勝ちをもぎ取れるようにくらいついていきたいです。後は、学びとプライベート、部活をより上手く両立させていきたいですね。

Q.10 新入生へのメッセージをお願いします。

中島優香さん

学習院大学は、学びも部活もどちらも頑張れて楽しめるところです。どちらかに偏ることなく、いろいろなことにチャレンジしてもらえたらと思います。どんな部活もそうだと思いますが、バドミントン部にも部則といいますかルールがありますので、入部当初は覚えることが多少あってあたふたしてしまうかもしれません。でも、先輩方がしっかりフォローして助けてくれますので、安心して飛び込んできてください!