2019.01.24 Thu

世界民謡研究会

音楽愛好会

軽音楽部

学習院の音楽系団体の個性が光るー目白音楽祭に注目!

学習院の音楽系団体の個性が光るー目白音楽祭に注目!

今年45年目を迎える目白音楽祭。5月7日から26日にわたり、音楽系の公認団体が日替わりで演奏を行いました。輔仁会館前の屋外ステージで行われ(雨天時などは富士見会館ホール)、お昼休みに気軽にライブ演奏を楽しむことができます。
すっかり学習院の風物詩となっている目白音楽祭ですが、その舞台裏について、実行委員を務めた3名のインタビューをとともにお届けしたいと思います。

屋外ステージ

経済学部経済学科3年 実行委員長(軽音楽部副部長)福來達紀さん

経済学部経済学科3年 実行委員長(軽音楽部副部長)福來達紀さん

実行委員長として、目白音楽祭を運営してみて

正直、お恥ずかしいことばかりなのですが。委員長として、大学への書類の提出や、会議室の予約を失念してしまったり、最初は失敗の連続でした。どうしてこんなことでって、自責しましたね。無事に今日の演奏が終えられて、ほっとしています。
近隣にお住まいの方や、大学の方、沢山の人達のお陰で、今日の演奏が成功したと思っています。

今日の演奏について

2曲目が自分が選んだ楽曲です。プムビプリット(phumviphurit)というタイのアーティストをコピーしています。今日の目白音楽祭のように、沢山の方に聞いていただける機会はとても大切に感じます。バンドのメンバーとは、日頃から楽しくをモットーにやってます。ただ自己満足の音楽で終わることがないよう課題や目標を共有し、一緒に達成していくことで妥協のない"楽しい"活動に繋げていくことができます。

軽音楽部による演奏

軽音楽部による演奏

(写真)安定した技術と、メンバーの結束力が光る軽音楽部による演奏

経済学部経済学科3年 実行委員(世界民謡研究会委員長)菅原裕晟さん

経済学部経済学科3年 実行委員(世界民謡研究会委員長)菅原裕晟さん

現在までの音楽活動について

小学生のときに聞き始めたあるバンドをきっかけに、音楽に熱中していきました。ドラムを始めたのは、高校の部活動からです。目白音楽祭ではヴォーカルとして出演しますが、ほぼ毎日のように練習しています。

声のトレーニングということで、何か気をつかわれたりしているんですか

出演前に発声を控えたり、お酒を控えたりするメンバーもいますが、自分は特に普段通りですね。コンディションは常に保てています。

世界民謡研究会について

学習院の音楽サークルの中でも、扱っているジャンルの幅がひろく、教えてくれる先輩も沢山います。普段はゆるい感じで自由度が高いのですが、完成度の高さにはこだわっていて、やるときはやるといった感じですね。

世界民謡研究会

世界民謡研究会

(写真)個性的な楽曲と、完成度の高さで盛り上げる

法学部法学科3年 実行委員(音楽愛好会委員長)大江理功さん

法学部法学科3年 実行委員(音楽愛好会委員長)大江理功さん

現在までの音楽活動について

高校1年のときに先輩の影響もあって、ギターを始めました。最初は上手くいかず、辞めたいと思うこともありました。高校の軽音楽部で、自分たちの代から外部コンサートに参加するようになって活動の幅が広がり、部が活性化していくのが感じられました。現在も、母校ではこの外部コンサートの伝統が受け継がれています。

音楽愛好会は、現在100名を超える在籍者を抱えているそうですが

目白音楽祭でも、日替わりで多くのバンドを出演させていただいています。大学から音楽を始めたメンバーも沢山いるんです。サークルの委員長として難しいのは、決まった業務や作業ではないことです。意見が食い違ってしまうことも、もちろんあります。それも、よいメンバーに支えられているからこそ、活動を続けていくことができますね。
音楽愛好会は、本当に人に恵まれたよい環境だと自負しています。

バンド演奏

バンド演奏

(写真)歌い上げる様子に観客との一体感も高まる

各団体のインタビューを終えて

イベント風景

普段、何気なく耳にしている音楽も演奏者の目線に触れることで、
少し違ったものに感じられます。
日頃の練習に打ち込むだけでなく、各団体が常に新しい取り組みに挑戦し、同時に周囲への感謝の気持ちを持って取り組んでいることが清々しい演奏に繋がっているのかも知れません。
これからも、目白音楽祭の伝統を受け継いで行って欲しいと感じます。