国際社会科学
研究科(仮称)
設置予定
※記載の内容は現在計画中のものであり、今後変更となる可能性があります。
2026年4月、学習院大学は大学院において、
国際社会科学研究科国際社会科学専攻(修士課程)の設置を計画しています。※名称は仮称です
国際社会科学研究科では、4つの科目群の学びをもとに
国際社会における課題に対して現実的な解決策を提示するための総合力を養います。
概要
名称 | 国際社会科学研究科国際社会科学専攻(修士課程) |
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学位 | 修士(社会科学) |
修業年限 | 2年 |
入学定員 | 6名 |
収容定員 | 12名 |
設置場所 | 東京都豊島区目白1-5-1 |
開設時期 | 2026年4月 |
設置の背景
現代の国際社会においては、SDGsに代表されるような地球規模の課題を解決できる人材が求められています。一方で、将来が予測困難であるVUCA(Volatility:変動性 Uncertainty:不確実性 Complexity:複雑性 Ambiguity:曖昧性)と呼ばれるこの時代では、そのような課題に一つのアプローチから解決策を見出すことは困難です。また、その解決策についてはエビデンスに基づいた公共政策やビジネスプランなどが主流となりつつあり、今や、公共政策やビジネスのみならずスポーツの世界でもデータに基づいた分析・戦略策定が不可欠になってきています。
このような背景を踏まえ、国際社会科学研究科では現代社会の課題解決に必要な5分野(経済学、経営学、社会学、地域研究、法学)に関する学術的専門知識と各分野におけるデータ分析方法及びそれらによる成果を国際的な場で発信できる能力を養い、膨大なデータを理論的な枠組みにて分析し、最適な解決方法を導出できる人材を育成します。
養成する力
国際社会科学研究科では、グローバル社会が直面する諸課題を専門知識、およびデータに基づいた定量的アプローチにより分析し、それらの課題に対して論理的思考力、創造力、国際的視野を駆使して現実的な解決策を提示できる高度な課題解決能力を有する人材を養成します。
経済学、経営学、
社会学、地域研究、
法学に関する専門知識。
エビデンスに基づいて公共政策やビジネスプランを策定する上で不可欠な、膨大なデータを理論的な枠組みで分析する力。
課題を見つけ出し、
解決に導く力。
論理的に物事を考え、
判断する力。
新しいアイデアを生み出し、
実行に移す力。
地球規模で考え、
社会の変化に柔軟に対応する力。
学びの特徴(カリキュラム)
国際社会科学研究科の教育課程は、グローバル市民社会科目群、データ分析科目群、アカデミック・スキルズ科目群、研究指導科目群の四つの群で構成されます。これらが有機的に結びつくことによって、国際社会における課題に対して現実的な解決策を提示するための総合力を養います。
(開設予定科目については、下部のリーフレットを参照)
※本計画は設置構想中であり、今後その内容に変更が生じる場合があります。
キャリア
国際社会科学研究科の特徴である専門知識、データ分析能力及び英語によるコミュニケーション能力は公共機関や産業界など様々な分野にて必要とされているものです。卒業生の進路は日本政府・地方自治体の国際関係部署といった公的機関や、コンサルティング会社や商社、銀行、メーカーなど、国際社会と関わる多くの分野にわたります。
また、国際機関やNPO、 NGO、スタートアップ企業といった、SDGsなどの地球規模の社会的課題解決と経済活動の両立を主導する人材が求められている場所においても活躍が期待できます。
輸出入や事業投資を通じて、幅広い取引を仲介する商社
金融を通じて社会や企業の成長を支援できる銀行
顧客の経営課題を明らかにし、戦略を立案・提言するコンサルタント
社会的な課題の解決のために
さまざまな活動をするNPO・NGO
教員
各々が専門分野の第一線で活躍しているオーソリティ集団である教員のもと、
自らの研究を最先端の学びに深めていくことができます。