国際コミュニケーション学科2年 高芝みどり(2023年度)
セミナーを終えてから一つ一つの出来事を整理していくと、本当にたくさんのことを学ぶことができたのだと実感しました。
元大統領特使のブルームフィールド氏の講義は、ワシントンで受けた数々の講義の中でも特に緊張感のある時間でした。彼の話は主にドナルド・トランプ氏を中心に展開されていきました。トランプ氏とクリントン氏が戦った2016年の大統領選挙当時、中学生だった私はアメリカの大統領選挙には一切興味がなく、当時アメリカでどのような事が起こっていたのか知識がないままの受講となりました。そのため、彼の話が全て理解できたわけではなかったのですが、日本に帰ったらこのことについて詳しく調べたいという意欲が湧くような講義でした。帰国後、2016年の大統領選挙でトランプ氏が勝利した背景を調べて、ブルームフィールド氏の講義を振り返ると、今アメリカがいかに厳しい状況に置かれているかを改めて実感します。
今回、私がワシントンセミナーに参加した理由の一つは、自分が何のために勉強しているのかが分からないという不安があったからです。セミナーに参加して国際政治の最前線で活躍している人を見れば、何か自分の中でも目標ができるのではないかと期待して参加しました。今も、明確な目標を立てられたわけではありませんが、セミナー後は以前よりも勉強が楽しく感じられるようになりました。勉強に対する義務感が消え、むしろもっと深く知りたい、理解したいと思うようになりました。
ワシントンセミナーに参加する以前は、国際政治を勉強しながらも他人事だと思いながら勉強していました。「自分は意見を主張しなくても、どうせ誰かが代弁してくれているだろう」「頭の良い人が政治と世界を動かしていくのだから、自分には関係ない」という意識が常に自分の中にありました。しかし、他人がゲームをしている画面を見ていても面白くないのと同じように、このような意識では勉強が苦に感じられるのが当たり前です。
ワシントンセミナーに参加して、大袈裟に表現すると、自分も歴史を動かす人の一人になるかもしれないと意識することで、以前よりも勉強に対する意欲が格段に上がりました。このように思えるきっかけとなったワシントンセミナーに参加できたことは人生の宝になったと感じます。
