教育課程・履修モデル

教育課程

教育課程(履修モデル・履修科目・指導体制)の編成・実施方針は、次の通りです。
前期課程では修士論文または特定課題研究による「修士」、後期課程では博士論文による「博士(課程博士)」の学位を取得することができます。

前期課程では、個別指導を通して、学生が専門分野および関連分野の研究を進める力、ならびに、修士論文または特定の課題についての研究の成果を仕上げるための力をつけられるよう教育課程を編成し実施します。後期課程では、博士前期課程での研究成果を土台に、自立した専門的研究活動を行い、専門性の高い博士論文を仕上げるための指導を行う教育課程を編成し実施します。

前期課程では、各学問分野の基礎・中核に関する講義を受け、また演習に参加しつつ、修士論文等指導委員会の指導とサポートを受けながら修士論文または特定課題研究を目指します。後期課程では、複数の教員によって構成される博士論文指導委員会が学生ごとに組織され、その指導と助言に従って実際の論文を執筆していくことになります。各学生は各年度の始めに指導教員のアドバイスを受け研究計画書を提出し、指導委員会のサポートを受けつつ、その研究計画に応じた指導を受けます。

なお、他大学院研究科との相互交流協定に基づき、相互の履修及び単位の修得が可能な仕組みを設けています。

前期課程・履修モデル

(1)以下で示す履修モデルは履修科目選択の例示です。これ以外にも柔軟な科目選択が可能です。ただし、各年度の開講科目は変動するため、例示どおりの科目・順序として受講できない年度があります。
(2)本研究科では緊密かつ柔軟な個別指導をとりわけ重視しています。実際の科目選択は、入学後の指導教員との相談を通じ個別の研究関心に応じて決定されます。学生の事前知識水準によっては、学部科目を履修するよう推奨・指導される場合があります。
(3)博士前期課程の2年目は修士論文作成のための研究、作業、指導が中心となるため、形式的には、在学2年目の修得単位数の割合は1年目に比べて低くなります。