海外研修

Covid-19影響下でもオンラインでの海外交流を実現 ベトナム企業におけるインターンシップ

下村 青さん/長谷部 奨弥さん
  • 研修期間:Short-term(online)/2020年度夏季休業期間中(8~9月)
  • 研修種類:Language study
  • 留学先国名:ベトナム
  • 留学先:FPT University

Q. どのような授業がありましたか。

1週目~2週目の前半で行われた英語の授業では、メールの書き方や会議の進め方など、ビジネスシーンで必要となる基本的なスキルを学びました。また、効果的なコミュニケーションの取り方や、重要なプレゼンテーションスキルも学びました。
3週目以降は週に1回、レクチャー(講義)の時間があり、ベトナム語での挨拶の仕方や、文化、経済、ベトナムにおけるCovid-19の影響など、ベトナムについて多くのことを学びました。(下村さん)

1~2週目のタイムテーブル

Q. インターンシップ先ではどのようなことをしましたか。

マーケティング企業に配属され、スーパーバイザーとやりとりをしながら、タスクに取り組みました。インターンシップでは、マイクロソフト・オフィスを使った処理や授業で学んだマーケティング・リサーチの手法を使う機会が多くありました。最も印象的だった経験は、マーケティングのアイデアを、子どものプレイグラウンド(遊技場)を運営する顧客企業に提案することでした。自分のアイデアを表現して伝えるということは、とてもワクワクしました。(長谷部さん)

マーケティング企業にて、リモートワークを促進するためにYoutube用の動画を作成するというプロジェクトに取り組みました。週に1回ミーティングをして、ブレインストーミングをしたり、議論しながら進めていきました。他の人と協働し、アイデアを出していくことはとても楽しかったです。(下村さん)

Q. 海外研修を通して学んだことを教えてください。

タスクが早く終わってしまって、次の指示を待つ必要があった場合には、まずはスーパーバイザーに報告のうえ、次に発生するタスクを予想して準備するなど自主的に動くよう心掛けました。このような自主性は、日本におけるインターンシップや、実際に働く際にも求められるものだと感じました。
パンデミックが起こるまで、オンラインで海外研修をするなんて一切予想していませんでしたが、積極的に取り組むことで、貴重な経験を得られました。今後も予想していなかった事態があったとしても、まずは課題に取り組み、乗り越える自信を持てたと思います。(長谷部さん)

プログラム全体を通して、マーケティングスキルやビジネスマナーなど多くのことを学びました。上司や同僚とのコミュニケーションや連絡の大切さを学びました。インターンシップでは、時にはコミュニケーション不足による行き違いも経験し、こまめに情報や考えを交換することの重要性を実感しました。また、受け身になるのではなく、できるだけ積極的に行動することも大事だと感じました。
ぜひこの経験を今後に生かしていきたいと思います。(下村さん)


最終日には、FinalPresentationとして、参加者全員がオンラインで一堂に会し、インターンシップ先での経験や学んだことを発表しました。
FPT Universityの教職員だけではなく、インターンシップ先企業の社員の方にも参加いただき、学生1人1人に対してフィードバックを頂きました。
最後にClosingCeremonyが行われ、5週間のプログラムを無事全員終えることができました。

以下に、ClosingCeremony内で使用された本プログラムのハイライトをまとめた動画、および、プログラム概要や参加者からの感想をまとめた動画を掲載します。併せてご確認ください。

※本プログラムについて、東京新聞で取り上げていただきました。
「オンラインで海外インターンシップ 新型コロナ禍で学習院大の試み」


※本プログラムについて、毎日新聞ウェブサイトで取り上げていただきました。
留学やインターンシップも画面越しに アフターコロナの選択肢『オンライン』」。
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