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FAQ

よくあるご質問

学部概要

Q.学部の名称を"国際社会科学部"にした理由を教えてください。

次の理由から学部の名称を国際社会科学部にしました。
①本学部の特色である「社会科学の手法で国際社会を分析する」ことを明確にするため
②国際社会での共通語としての英語教育を重視し、国際社会で活躍する人材を育成する教育を行うことを明示するため
また、社会科学は国際的に広く認知されている学問であることも理由の1つです。
英語では、"the Faculty of International Social Sciences"(略称:ISS)と表記します。

Q. 社会科学とはどのような学問ですか?また、社会科学の学びは将来どのように活かせますか?

社会学、政治学、経済学、経営学、法学、社会心理学など、人間行動を科学的、体系的に研究する学問の総称です。それらのうち、本学部では、ビジネスに直結する法学・経済学・経営学・地域研究・社会学の5分野を学びます。
社会科学には問題を論理的に分析し、仮説を立て、検証するという共通の考え方があります。これは複雑な現象の理解・分析、そして課題解決に大変役に立つ考え方です。社会科学の学び(論理的な考え方、データ分析など)を通じて、「課題発見・解決力」を養うことで、諸問題に直面した際に活かすことができます。

Q. 文学部英語英米文化学科・他大学の国際系学部との違いは?

文学部英語英米文化学科や他大学の国際系学部が英語教育と英語圏の文化を学ぶことに重点を置くのに対し、本学部は英語教育と同時に、英語で社会科学を学ぶことに重点を置いています。
英語教育により国際社会でのコミュニケーション能力を高め、社会科学の学びで「課題発見・解決力」を養うことで、国際的なビジネスの場で活躍できる人材を育てます。

カリキュラム関連

Q. 英語に自信がなく授業についていけるか心配です。入学時にどれぐらいの英語力が必要ですか?

高校卒業程度の英語力があれば大丈夫です。1年次に週6コマの英語の授業を行うなど、集中的に英語力を伸ばすカリキュラムになっていますので、入学時に特別優れた英語力は必要ありません。必要なのは、「国際社会で活躍したい」「英語力を伸ばしたい」という"やる気"です。

Q. 英語以外の言語を履修できますか?

履修できます。履修できる言語は、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語、日本語(日本語を母語としない者のみ)です。1年生でいずれかの第二言語を履修している学生は3割程度です。

Q. 少人数での授業はどのくらいの割合ですか?

1年次は週に約15科目の授業を履修しますが、20人程度の少人数授業が7科目、50人程度の授業が1科目、100~200人の授業が7科目です。

Q. 社会科学5分野のうち、1つの分野だけを選んで授業を受けるのですか?

1つの分野だけに限らず、ISSでは社会科学の5分野を広く学びます。

Q. 社会科学5分野をすべて学ばなくてはならないのですか?

履修規定に定める社会科学科目の単位数を満たしていれば、必ずしも5分野すべてを学ばなくてはならないというわけではありません。ただし、多くの学生は複数分野にまたがり履修し、広く社会科学を学んでいます。また、各分野を同じボリュームで学ぶ必要はなく、特に興味を持った分野の授業を多く履修したり、演習(ゼミ)で学びを深めたりすることができます。

海外研修関連

Q. ISSの海外研修プログラムは、どんな研修先に行くのか教えてください。

ISSの海外研修制度は、決められた研修プログラムに参加するという仕組みにはなっていません。学生自らが渡航したいと思う国や研修先を選び、自分だけの海外研修計画を作成し学部に申請する仕組みとなっています。学部の定める基準を満たすことが認められれば、世界中どこにでも留学することができます。詳しくは海外研修ページで制度をご確認ください。

Q. 海外研修を自分で計画し手配することができるのか不安です。サポートはありますか?

1年生の必修科目「海外研修Ⅰ」で、全員が海外研修に関する基礎知識や計画の立て方を学びます。
授業外のサポートとしては「留学相談室」を週2回開設しており、専門のスタッフに相談することができます(予約制)。また、留学エージェントを利用することで、渡航に関するサポートを受けることもできます。学習院の協定校に協定留学生として留学する場合には、国際センターがサポートします。なお、夏季・春季休業期間に実施する短期研修については、学部を通じて申し込みできるプログラムも用意しています。

入試関連

Q. 一般入試(プラス試験)の出願において、どの外部英語資格・検定試験が一番多く利用されていますか?また、外部英語資格・検定試験による有利・不利はありますか?

一番多く利用されているのは英検です。外部英語資格・検定試験による有利・不利はありませんので、ご自身が取得したスコアのうち、一番高い換算点のもので出願してください。

Q.海外研修(留学)経験がないと入学できませんか?

そのようなことはありません。帰国子女や、高校までに海外での在学・留学経験のある学生は3割ぐらいで、大半の学生が海外生活未経験です。

Q. 公募制推薦・AO入学試験に不合格であった場合でも、一般入試を受けられますか?

はい、受けられます。一般入試出願期間に出願してください。

学生生活サポート関連

Q. 奨学金はどのようなものがありますか?

大きく分けて学費と海外研修(留学)に関する奨学金があります。奨学金の中でも給付と貸与がありますので、詳しくは各奨学金のページでご確認ください。

Q. 地方出身者です。学生寮や住まいの紹介サービスはありますか?

株式会社学習院蓁々会で紹介を行っていますので、こちらからご確認ください。

就職・キャリア関連

Q. 取得できる資格はありますか?

教育職員免許は中学校教諭一種免許(社会)と高等学校教諭一種免許(公民)が取得できます。
他にも学芸員資格や司書資格(学習院女子大学の開設科目を科目等履修生として修得)の取得も可能です。資格取得支援プログラム一覧はこちらからご確認ください。

Q. 教育職員免許の取得を目指す学生は何人ぐらいいますか?

教育職員免許の取得を目指す学生は毎年2~3人程度です。

Q. 就職に関するサポートは何がありますか?

キャリアセンターによるサポート体制が整っています。キャリアセンターでは、キャリア教育を「入学の初年度から卒業まで一貫して必要なもの」と位置づけ、入学から卒業まで継続して支援を行っています。
新入生を対象とした「キャリアアップセミナー」、「メンタイ(面接対策セミナー)」や「就職いろは塾」という集団指導・個別相談などの独自の取り組みが、学習院大学全体の就職内定率の高さに繋がっています。

Q. 卒業後はどのような進路が想定されますか?

キャリアのページに事例を掲載していますので、ご覧ください。
商社、コンサル、IT・ソフトウェア、金融業、一般企業の海外部門などを目指す学生が多いです。また、本学部で授与する学位「学士(社会科学)」は国際的に広く認知される学位です。これを生かし、国内外の大学院に進学した後、国際機関への就職・MBA取得といった可能性も開かれています。

その他

Q. 入学前に授業やガイダンスはありますか?

本学部に合格した方を対象に、大学生活に向けた準備や合格者同士の交流を目的とした「入学前ガイダンス」、データを扱う社会科学の学習に欠かせない数学の知識を深めることを目的とした「入学前特別授業(社会科学における数学)」を実施しています。
詳しくは合格者の方に書類を発送しお知らせしています。

Q. 入学前に用意するものはありますか?

授業の課題提出やシラバスの確認などをWeb上で行いますので、ノートパソコンを一人一台用意する必要があります。新たに購入する場合は、「入学前ガイダンス」で推奨スペックをご案内しますので参考にしてください。10~15万円程度のノートパソコンを購入する学生が多いです。