海外研修レポート(アメリカ サンディエゴ・語学学校&インターンシップ)
- 研修期間:Short-term(4週間)/2019年2月3日~3月2日
- 研修種類:Language study
- 留学先国名:アメリカ
- 留学先:College of English Language
Q.研修先について教えてください。
私が参加した研修プログラムは、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで、最初の2週間は語学学校で英語を学び、残りの2週間はインターンシップ(職業体験)をするものです。サンディエゴは、年中温暖(日本でいうところの秋くらい)で気候が安定しており、とても過ごしやすい街でした。
語学学校は、ダウンタウンの中心に位置しており、ヨーロッパ・南米・アジアなど様々な国から来た学生が在籍していました。
インターンシップは、事前に行われる英語のスカイプ面談をもとに配属先が決められます。私が配属となった日本庭園(Japanese Friendship Garden)は、大型都市文化公園であるバルボア公園内にあり、歴史的・文化的に重要な資料や建造物がたくさんありました。
語学学校外観
インターンシップ先のバルボア公園
Q. 研修の内容を教えてください。
語学学校ではレベルごとに6~7人の少人数クラスに分かれ、グループディスカッションや英文法などの学習を行いました。日本以外の国から来た学生たちは特にスピーキング能力が高く、その刺激を受けて、自分も積極的に英語を話そうとするようになりました。最終日にはカリフォルニア大学の学生たちと将来のキャリアについてのディスカッションやプレゼンテーションを行い、外国と日本の働き方への見識を深めることができました。
インターンシップでは、季節ごとに開かれる子ども向けワークショップの企画提案、庭園内の施設案内を行いました。日本庭園を訪れた方々と積極的に話す機会に恵まれたため、英語を話すことへの抵抗が減ったと感じています。また、海外での働き方というものを肌で感じることができたのは貴重な経験でした。
時間 | 語学学校での1日(例) | インターンシップ先での1日(例) |
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9:00- | ディスカッションの授業 | 出勤 |
10:00- | 子供向けワークショップの準備 | |
11:00- | 英文法の授業 | |
12:00- | 昼食 | |
13:00- | 昼食 | 売店のお手伝い |
14:00- | フリー (観光・買い物・自習など) |
|
15:00- | 庭園案内 (鯉・日本画の説明をする日も) |
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16:00- | ||
17:00- | ||
18:00- | 帰宅 | 帰宅 |
語学学校のプログラム修了日(中段右から2人目が内藤さん)
インターンシップ先の日本庭園
Q. 研修中における海外での生活はいかがでしたか。
語学学校が交通の便のよい場所に位置していたため、放課後は様々な観光地へ行くことができました。休日は遠出して、カリフォルニアディズニーランドやメキシコの国境沿いにある最大級のアウトレットパークにも行きました。
また、滞在先はホームステイでしたが、留学生の受け入れに慣れているファミリーだったこともあり、快適に過ごすことができました。週末はホストマザーの息子夫婦や孫が家に集まり、ホームパーティーのようなものを開きながら楽しく食事をしたり映画を見たりしました。
友人とディズニーランドで
ホストマザーとの1枚
Q. 海外研修にあたり利用した制度などはありますか。
国際社会科学部生を対象とした短期留学奨学金に採択され、5万円の給付を受けることができました。
また、制度ではないのですが、参加した研修は学部募集型プログラムといって、学内で説明会や手続きを行うことができるものだったため、渡航準備の負荷を少なく抑えることができたように思います。
Q. 海外研修を通して学んだことを教えてください。
1か月も海外に滞在した経験がなかったため、渡航前は期待よりも不安の方が勝っていました。しかし実際に現地の人々との関わりを通して、コミュニケーションにおいて最も重要なことは、語学力ではなく話そうとする本人の意志なのだと学びました。研修先で多くの外国の方との会話を積むことで自身の英語力に自信がついたと同時に、もっと伸ばしたいという意欲が生まれたと感じています。またインターンシップを通して実際に働く現場を目の当たりにし、将来の目標である「海外で活躍できるビジネスパーソン」のビジョンがより鮮明になりました。
1か月という期間はあっという間でしたが、日本にいるだけでは決して得ることのできない貴重な経験をすることができたと思います。