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全国語学教育学会(JALT)出版の紀要に、本学部学生の英文エッセイが採用されました

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全国語学教育学会(JALT)出版の紀要に、本学部学生の英文エッセイが採用されました

2024.05.02

2023年度に開催された全国語学教育学会 学習者ディベロプメント研究部会30周年記念大会の紀要が、オンラインで出版されました。
30周年記念大会の紀要:https://ld-sig.org/spring-2024-volume-31-no-1 

この学会には本学部学生の成田さんが参加し、SDGs の1つ「飢餓をゼロに」を達成するための食品ロス削減をテーマとしてポスター発表を行いました。
学会の紀要にも、成田さんによる学会参加を振り返って書かれた英文エッセイが採用されましたので、ぜひご覧ください。
成田さんの英文エッセイ:https://ld-sig.org/wp-content/uploads/2024/02/Narita.pdf

成田さんコメント
私が全国語学教育学会に参加した理由の1つは英語を用いた挑戦をするためです。2年次に半年間の留学に行き英語力を培うことができたものの、日本での大学生活に復帰すると英語を使う機会が減少したため、英語学習・活用の機会を率先して掴もうと考えました。
2つ目は、人々の学びに対する姿勢を自分に取り入れるためです。
この学会は日本の大学教授、学生が一同に学びに対する取り組みを共有する場です。
そのため、自身の学生生活およびに将来の学びの姿勢によい影響を与えると考えました。

本大会での発表は、ISS英語科目の1つ「Independent Studies」*で執筆した英語論文がベースとなっています。「Reducing Food Loss and Waste in Japan: From the Environmentally Friendly Approach」と題し、日本における食品ロスを減らす方法を提案するにあたり、世界と比較した日本の食品ロスの現状、食品ロスの種類・発生原因、食品ロスが引き起こす環境破壊について研究結果を記しました。

大会ではその内容をもとに、日本の食品ロスの問題点、食品ロスを減らすために私たちが取るべき行動について参加した教授・学生とディスカッションを行いました。
大会参加を通して、ひとつの問題を解決するためにも学んでいる学問やバックグラウンドの違いによって様々なアプローチがあることを実感することができました。

*英語科目「Independent Studies」とは
英語による論文執筆を行うための技法を学ぶとともに、実際に研究を行い、発表することを通じて語学運用能力の向上を目指す授業。
学生は自身の興味に基づき、研究テーマを決定し、研究計画を立て実行し、論文執筆および発表を行う。
研究テーマは、社会科学に関わるトピックとし、グローバリゼーション、多様性と流動性、持続可能性、メディアなどに焦点を当てることとしている。「英語をツールとして身に着ける」国際社会科学部ならではの科目の1つ。3、4年生対象。