Ｑ．研修先について教えてください。

私が留学をしたイーストアングリア大学はイングランド東部のNowrichという町にある大学です。自然豊かなキャンパスにはウサギやリスを見ることができたり、湖のまわりを散歩したりとリフレッシュできる場所がたくさんあります。田舎ではありますがロンドンへのアクセスもよく、とても素敵な街です。留学生の数も多く、留学生向けのイベントもたくさんあるためすぐに友達を作ることができました。

【写真】イーストアングリア大学

Ｑ．研修の内容を教えてください。

私は現地で経済の勉強を中心に行っていました。Introductory Mathematics for Economists, The Economics of Society, The Economics of Business Decision-Making, という授業を履修し現地学生とともに勉強していました。エクセルを使ったり、グループプレゼンテーションがあったりと大変なことも多かったのですが、私の学習院大学の所属学部である国際社会科学部で勉強したことも活かすことができたと感じています。

時間割

留学先での一日(平日)

Ｑ．研修中における海外での生活はいかがでしたか。

とても充実した日々を過ごしていました。平日は授業の予習や復習をしたりSocietyというサークル活動などに参加していました。私はBaking Society, Korea Society, South East Asian Societyに所属しそこでもたくさんの友達に恵まれました。また、同じフラットのメンバーでThanks Givingやクリスマスパーティー、誕生日パーティーを開いたりと寮生活もとても楽しかったです。日本語教室や書道教室を開いたりとたくさんのイベントのボランティアも経験しました。休みの日にはロンドンに遊びに行ったりヨーロッパ各国を旅行するなど日本にいては味わえない経験をたくさんできたと思っています。

【写真】フラットでのご飯

Ｑ．海外研修を通して学んだことを教えてください。一番心に残っていることは何ですか？

海外研修で学んだことは数えきれないほどありますが強いて1つ挙げるとしたら、自分がみてきた世界はほんの一片でしかないと気付くことができたということです。様々なバックグラウンドをもった友達と関わっていく中でなんて小さな世界の中で生きていたんだろうと感じることや自分の価値観が変わる経験がたくさんありました。世界には自分の知らないことがたくさん広がっていて、色々な意見を持った人達と交流することがすごく楽しかったです。

【写真】仲良しだったみんなと最終日のごはん

Ｑ．小濱さんは過去にオンラインプログラム（渡航せず日本で受講するもの）にも参加していますが、 　　それはどのような内容でしたか？今回の研修と比較して感じたそれぞれの良さは何ですか？

オンラインでの研修は語学のプログラムで英語を学ぶという形でした。家に居ながらコミュニケーションをとれることはいい点だと感じました。しかし現地の学生との対話の時間はあまり多くなかったように感じます。
一方でイギリスでの長期留学はアカデミックな学問を学ぶので課題やテストについていくのがすごく大変でしたが、授業時間外での出会いや思い出がオンラインよりも断然多く作れたと思っています。留学を終えた今でも連絡を取り続けられる、また日本に来てくれた時に真っ先に連絡をしてくれる、そんな友達がたくさんできました。

Ｑ．後輩に何かアドバイスがありますか？

迷っているなら行動してほしいと思っています。迷っている時間が一番もったいないです。私は留学を申し込む前はIELTSの基準を満たしていませんでしたがとりあえずチャレンジしてみようという気持ちで一歩を踏み出しました。留学は不安なことも大変に感じることもたくさんありますがそれ以上に成長する機会を得られ、世界中にたくさんの友達を作ることができます。私は留学をしたことで自分に自信が持てるようになり、新しい自分に出会うことができました。みなさんが大きな一歩を踏み出し充実した留学生活を送れることを願っています。