学部長挨拶

19photo_hisao_endo.jpg
経済学部長 遠藤 久夫

『柄にもないことにチャレンジしよう』

皆さん、学習院大学経済学部にようこそ。学習院大学は皆さんを心より歓迎します。

晴れて大学生になった皆さんは、目の前に広がる大学生生活に期待を膨らませていると思います。残念ながら、新型コロナウィルス感染症の影響で、この2年間は遠隔授業や部活動の制限をお願いするなど、学生の皆さんには不自由をおかけしました。最近は感染者数が大きく減少していますが、一方で感染力の高い変異ウィルスが出現するなど予断を許さない状態が続いています。しかし、大学もこれまでの感染対策の経験から、様々な感染防止のノウハウを蓄積してきました。今後の感染状況にもよりますが、今年度はコロナ禍前の状況にかなり近づいた大学生活ができるのではないかと思います。

 さて、学習院大学には教育熱心で優れた先生方が大勢います。また、現在はコロナ禍で諸々の制約がありますが、図書館やコンピュータや語学設備など教育施設も整っていますし、運動部や文化部を問わず部活動も盛んです。コロナ禍の終息に伴い交友関係も深まり、きっと魅力ある先輩や友人に出会えるでしょう。キャンパスも緑豊かで池や馬場もあり、池袋や高田馬場といった繁華街がすぐそばにあることを忘れさせてくれます。これからの4年間、この学習院大学を大いに利用してください。きっと充実した学生生活を送ることができるでしょう。

 しかし、ひとつだけ注意をしておきます。大学生が高校生と大きく異なるのは、あらゆる意味で選択肢が格段に増えるという点です。これまでの生活はおまかせ料理を食べていたようなものですが、これからは自分でメニューを選ばなくてはなりません。したがって、せっかくの素晴らしい環境があっても、皆さんが積極的に飛び込んでいかなければ何も手に入りません。それが大学生活というものです。勉強でも部活動でも、積極的にかかわっていって色々なチャンスを逃がさないようにしてください。

 皆さんはご自身の性格や長所や短所をそれなりに把握しているでしょう。しかし、それを将来も変わることのない個性だと信じてその枠に閉じこもって青春時代を送るのはもったいなくもあり、まちがいでもあります。二十歳そこらで自分を枠にはめてはいけません。大学生活は殻を破る絶好のタイミングの一つでもあります。

 そこで、是非皆さんには「柄にもないことに果敢にチャレンジ」してほしいのです。少し不安であったり、恥ずかしかったりするかもしれません。しかし、試行錯誤の結果、きっと新しい自分を発見することができるでしょう。大学生活の4年間はあっという間に過ぎてしまいます。若者らしい好奇心を胸に、いろいろなことに積極的に取り組んでみてください。それこそが充実した悔いのない大学生活の送り方なのです。

経済学部長 遠藤 久夫

ページトップへ