経済学科

経済学科の演習(ゼミ)はどのように行われていますか?

ゼミ活動は経済学の研究を深めます。教員との交流や良き学友を作る上でも大変有意義なもので、学生生活の中で核ともいうべきウエイトを占めています。1年次前期から新入生向けの入門演習がありますが、2年次後期から4年次にかけて本格的なゼミは開かれます。ゼミへの申し込みと選考は、2年次の前期の間に実施されます。学生はゼミの研究テーマと活動内容によって希望ゼミを選びます。一つのゼミには10人から20人の学生が参加しています。勉学はもちろんですが、合宿や懇親会、研究発表会、フィールドワーク、他大学との研究交流会も含め、活動は多岐にわたっています。

資格取得について教えて下さい。
経済学部のカリキュラムと関連する公的資格としては、公認会計士試験、税理士試験、日本商工会議所主催の簿記検定などがあります。この他、証券アナリストの試験も経済学部の開設科目と密接に関わっています。経済学部が開講している「簿記入門Ⅰ・Ⅱ」は、日本商工会議所主催の簿記検定3級および2級の合格を目標とした資格指向の科目です。この他、英語能力の向上を目的として、TOEIC IP受験支援プログラムを実施しています。
経済学では数学の知識は必要ですか?

経済学科では、数学Ⅱや数学A・Bが未履修である方もいらっしゃることを踏まえ、経済数学という講義に加え、高校数学の問題練習を行う授業も1年生向けに開講しています。学部で学ぶ経済学は、これらの授業を1年次に受けることで十分に対応できます。これらの授業では、数学Ⅰ・Ⅱおよび数A・Bの復習を十分に行い、さらに経済学部生に必要な数学の基礎知識を学びます。したがって、数学Ⅱや数学A・Bが未履修であっても、経済学の学習に支障がでることはありません。経済学が、数学を道具として使うことは事実です。理論的に分析するとき、数学の考え方が便利だからです。しかし、数学が得意である必要はありません。筋道立てて議論したり、説明するのが嫌いでなければ、数学は何とかなります。

経済学科にはどんな人が向いていますか?

“好奇心が強くいろいろ調べてみたい”とか”筋道立てて説明したい”と考える人は、経済学科に向いているといえます。経済学は、たとえれば推理小説のようなものです。経済現象は複雑でいろいろ絡み合っていますが、経済学は、その背景にある原因や仕組みを知ろうと追求します。そういうことに興味を覚える人はぜひ経済学科に来てください。

経営学科

これから経営学科で4年間勉強するわけですが、どんな態度で何をめざし勉強したらよいですか?

まず第一に社会・経済・人間をみる目、問題意識を鍛えていただきたいということです。日常的には、新聞、雑誌、書物に常に目を通し、様々な問題をめぐって、学内外の友人、知人、先生方と大いにディスカッションをしていただきたいと思います。第二に、いくつかの問題領域について専門的な知識をしっかり学習し、現実の問題に対してアプローチし、問題解決できるセンスを養っていただきたいと思います。第三に、そうした学習を通じて、【1】幅広い視野と専門的能力を身につけ、一方で【2】それぞれを的確に表現でき(文章を書いたり、発表したりすることを通じて)、他者とコミュニケーションできる力を育てていただきたいと思います。

経営学科では、専門科目の教育に加えて幅広い視野と教養ならびに国際コミュニケーションのブラッシュ・アップをめざした教育を重視していると聞きましたが、具体的にはどういうことですか?

第一に専門分野の知識を支える広い教養を身につけることができるように、社会科学(法学、政治学など)、人文科学(心理学など)、自然科学(数学など)に関連する科目、コンピュータ利用に関連する科目、および体育の科目を設置しています。併せて他学科の専門科目、具体的には、経営学と関連が深い経済学(一般経済史、国際経済論など)と法学(民法、経済法など)の分野の科目が設置されています。最後に国際コミュニケーションの科目についてですが、この科目は語学の科目からなっていますが、教育効果を高めるために、科目の構成と履修方法が次のように工夫されています。(a)興味と勉強意欲に従って、履修の時期と科目数を柔軟に決められます。(b)履修した単位は一定の範囲内で「専門応用」の専門科目として認められます。(c)授業内容を経営学の専門と会話を重視する内容にしています。

学生センター学生課

部活とサークルの違いって何ですか?

学習院大学が公認する課外活動団体は120団体。運動部会が47団体、文化部会が68団体、独立団体が5団体で、これらが部活動団体です。これ以外に、公認していないいわゆるサークルが50団体ほどあります。公認団体は、大学から部室と活動資金が提供され、利用できる施設も多様です。一方、サークル団体は、部室、資金提供はなく、利用できる施設も一部です。活動時間にも違いがあり、公認運動部会が、週5日の練習を基本とし、試合での勝利を目指しているのに対し、サークルは、気軽にスポーツを楽しむことが目的になっているようです。学業以外にも、自分のライフスタイルにあった活動の場を見つけてほしいですね。

学業とクラブ活動は両立できますか?

ワンキャンパスなので、練習場所や活動場所への移動時間がかかりません。また、経済学部では柔軟な履修計画を組むことが可能であるため、両立は十分に可能です。

悩みを聞いてくれるところはありますか?

本学には心の不調や悩みの解消を支援する学生相談室があります。臨床心理士のカウンセラーが3名常駐して、カウンセリングを行います。モットーは「いつでも、だれでも、どんなことでも」。一人で悩まずに気軽に利用してください。

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学生生活ではどんなイベントがありますか?

満開の桜に迎えられる入学式から別れの卒業式まで、学生生活を彩るさまざまなイベントがあります。音楽系団体がライブを行う目白音楽祭(5月)や、四大学運動競大会の予選会の学内大会(7月)など盛りだくさん。多くは学生自らが運営しています。毎月、学内でにぎやかに行われているイベントを目にすることができます。

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