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金融論、マクロ経済学
詳細は個人ホームページ参照
編著書
教科書
査読付き論文(2015年以降)
書籍への寄稿(2015年以降)
日本経済学会、(独)経済産業研究所ファカルティ・フェロー、財務省財務総合政策研究所特別研究官、 国家公務員総合職採用試験専門委員( 平成29年度)
金融論は、株式市場などの金融市場や銀行などの金融仲介機関が、経済においてどのような役割を果たしているのか、また、なぜ頻繁に金融危機が起こり、どうすれば危機を防げるのかを考える学問です。
さらに、貨幣の役割や金融政策の在り方についても研究します。
将来、金融に携わる仕事をしたいと考えている人も、株や仮想通貨などに投資して利益を得たいと考えている人も、純粋に日本銀行の政策に興味を持っている人も、金融論の知識は不可欠です。(必ずしも金融論を学ぶことで儲けられるわけではありませんが。)
今、IT技術の発展や環境問題への対応、リーマンショック後の金融規制等を背景に、内外の金融システムは大きく変貌しています。
金融政策の運営方法も、リーマンショック以前とは大きく変わりました。
講義では、日本や海外の最新のデータを使って、実際の日本や世界の金融の動きを示しながら、それを理論的に説明するよう、心掛けたいと思います。また、そうした変化とその実体経済への影響を理解するために、時折、授業で報道番組のDVDを見ることも予定しています。
演習では、金融に限らず、広く日本経済や国際経済に関連するテーマについて、データを使った分析を行うことをテーマにしています。これには、二つ理由があります。ひとつは、ビッグデータが身近なものになり、社会に出ても、データ分析の能力が求められているからです。もうひとつは、学生自身のオリジナルな研究をしてほしいからです。言葉だけの研究レポートであれば、インターネットを使ったコピー・アンド・ペーストですませることも可能かもしれませんが、データを使った分析は、学生が自分自身でやるしかありません。これによって、自分で考える能力も身に付くものと期待しています。その成果は、ゼミのなかだけでなく、他大学とのインゼミ(合同ゼミ)でも報告できるよう、機会を作っています。学生にとって、特にインゼミでの報告は、適度な緊張感と大きな充実感があるようです。
主に企業や銀行などの大量のデータを用いた実証分析を行っています。理論から導かれる仮説がデータで裏打ちされるかどうか、裏打ちされない場合、なぜなのかを考えています。逆に、理論がまだ明らかにしていないことでも、データによって重要な事実が見つかることもあります。以下は、具体的な研究テーマの例です。
詳細は、https://sites.google.com/site/hosonokaoruj/ を参照してください。
自然災害・パンデミックとマクロ経済
東日本大震災などの自然災害や新型コロナウィルスなどのパンデミックは、さまざまな経路を通じて、マクロ経済に影響を与えます。こうした影響を詳細に調べることにより、復興・感染終息と経済安定のための示唆を得ることを目指しています。
内に閉じこもらず、世界に目を向けてください!