経済学部のキャリア支援

人生における仕事の意義を学ぶ

学習院大学全体のキャリア支援に加え、経済学部では独自に学生のキャリア・デザインを支援している。仕事と人生のあり方を学生自身に考えさせるカリキュラムが大きな特徴だ。

「経済学部のキャリア支援は、単なる就職のテクニックを教えるものではありません。人生の中で、仕事とはどういう意味を持っているのか。また、自分はどんな人生を歩みたいのか、そしてそのためにはどんな仕事に着けばいいのか。そんなことを学生自身に考えてもらう『キャリア・デザイン』を重視しています」

経済学部のキャリア支援の特徴を、脇坂明教授はこう説明する。

苦労して就職したのにすぐに会社を辞めてしまう若者たちが少なくない。その理由はさまざまだが、自分にとって仕事は何か、自分に適した仕事とは何かなどをあまり突き詰めないまま、企業名や業種へのあこがれだけで就職先を決めたことも理由の一つだろう。こうした事態を防ぐためにも、経済学部での学びは有効だ。さらに、現役の学生だけでなく、卒業生に対してもキャリア支援を行っていることも大きな特徴だ。

以下に、幾つかの特徴的な科目や支援を紹介する。

在学生への支援

キャリア・デザイン科目

自分と社会、仕事との関係を知る

「キャリア・デザイン」の目的は、単に就職することだけでなく、仕事を通じた人生を設計する考え方を身に付けさせることだ。

産業事情(日用雑貨業界)

現役の経営者がビジネスを解説

日用雑貨大手の取締役が、マーケティングを解説。自身の経験に基づいた実践的な内容で、仕事の実態に触れることができる。

産業事情(現代企業論)

さまざまな社会人の職業観を体感する

さまざまな業界のビジネスパーソンが交代で講師を務めるこの科目では、仕事に取り組む姿勢を学ぶと同時に、社会人のコミュニケーションの場にもなっている。

卒業生への支援

ビジネス・フォーラム

実務に役立つスキルを卒業後に習得

経済学部のキャリア・デザイン支援は、卒業後も続けられる。実践的なビジネススキルが得られ、ネットワークも広がると好評だ。学生も受講できる。

大学院で学識を深める

経済学部を卒業してもすぐには就職せず、大学院に進学する道もある。学習院には、大学院経済学研究科と大学院経営学研究科の二つの研究科があり、いずれの研究科にも「研究者養成コース」と「専修コース」が設けられている。大学院に進学する学生は、自身のキャリア・デザインに応じてどのコースに進むかを選択する。

「研究者養成コース」は、その名の通り、大学や研究機関の研究者を目指す学生が進むコースだ。「学際化」「国際化」「情報化」の三つを柱に、理論と現実の橋渡しを意識した教育、研究を行っている。一方、「専修コース」は博士前期課程修了(修士号取得)後に企業や官公庁で働くことを想定したコース。経済学を深く理解した実務家として働くことを前提にしている。

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