経済学部の魅力とは

教えて!脇坂教授
学習院大学経済学部の魅力って何ですか?

経済学部と聞いて、何を学ぶのかを具体的にイメージできる人は決して多くないはず。
ましてや学習院大学経済学部の特徴を理解している人はどれくらいいるのでしょう。
だったら、直接、脇坂明教授に聞いてみましょう。

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岡山大学を経て、1999年より学習院大学経済学部教授。同年、京都大学大学院で博士号を取得。2011年、経済学部長。研究分野は労働経済、人事管理、多様な働き方など。

学習院大学経済学部の特徴を教えてください

経済学部は経済学科と経営学科の2学科で構成されています。1学年の学生定員数は経済学科、経営学科それぞれ250名ずつで、計500名が学んでいます。女性の占める割合は経済学科が3割、経営学科は4割ですね。皆さんは、学習院大学の学生に、どのようなイメージをもっていますか? おっとりとしたイメージかもしれませんね。でも実は、学習院大学はスポーツも盛んで、経済学部にも積極的な学生が多いのです。

では、ここからは実際の学問に関してお答えいたしましょう。

社会のさまざまな現象を見るとき、経済的、経営的な側面を忘れがちになります。しかし、そこに光を当てることで全体がわかることも多い。それが経済学です。例えば、医療。医療といえば、先進的な技術に目が行きがちですが、それだけではありません。病院経営など経済的な面も欠かせないのです。経済的側面があるからこそ、医療全体が成り立つのです。社会のあらゆる現象に、経済学は不可欠です。

学習院大学経済学部の特徴の一つは創立以来、一貫して近代経済学を教えてきたことです。国際社会では海外の人と話をするときに、近代経済学を学んでいないと通用しません。近代経済学の伝統は、国際人としての資質を身に付けることにも役立っています。

もう一つの大きな特徴は、少人数制の教育です。これは「考える」「表現する」という、どの時代にも大切な「人間力」の育成を、本学は目指しているからです。また、学生の自由も尊重しています。そのため、1年次から経済経営に関する専門的な授業を受けることができ、2年次になると、さらに発展的な専門科目がとれるカリキュラムとなっています。

英語教育にも注力しています。英語による授業では、文献や資料などもすべて英語で、学生の語学力と専門性を高める役割を担っています。TOEIC受験も奨励していて、英語集中プログラムなどの講座も開講しています。大手の英会話学校から外国人講師を招いて、経済学の内容を取り入れた講義を実施しているのです。費用においても学生への補助があります。

さらに、キャリア支援にも早くから取り組んでいます。経済学部のキャリア支援は単なる就職活動支援ではなく、自分自身の人生と仕事のことを考えるキャリア・デザインを重視しています。そのため、1年次からキャリア・デザインの授業を受けられる柔軟なカリキュラムになっています。


数学が必要って本当ですか?

よく聞かれる質問ですが、結論から言うと、数学は必要です。
例えば、経営を考えた場合、まず一つのモデルを作るとします。もちろん、そのモデルを言葉でも説明できますが、数式化できるのなら、そのほうが便利でわかりやすく、結論を導きやすいからです。

そのためには、最低限の数学の知識は必要になります。なかには「数学は苦手」という人もいらっしゃるでしょう。でも、安心してください。学習院大学経済学部では、経済数学、経営数学という授業で数学を初歩から教えています。入学すれば、必ず数学がわかるようになります。


経済学科と経営学科の違いは何ですか?

経済学は、より良い経済政策や制度を提言する。経営学は、どういった形で経営したらいいのかを提言する。つまり、両者は分析する対象や、そこから導かれる提言が違います(上図を参照)。

自動車業界を例に、経済学と経営学の違いを考察してみると、わかりやすいかもしれません。経済学は、自動車産業全体や資金市場、道路整備の方向性、環境規制などが研究対象となります。一方、経営学は、メーカーの効率的な宣伝活動や、消費者がどのような自動車を購入するかといった購買行動調査などが研究対象です。ただ、より無駄なく効率的に資源を利用することを研究対象にしている点では、両学科とも共通しています。


ゼミって何のことですか?

皆さんも、ゼミという言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、ゼミとは演習のことを指します。

学習院大学では、2年後期から4年の間、どこかのゼミに属し、徹底した少人数教育による指導のもと、学生たちは各自のテーマに則って自主的に研究を進めていきます。また、少人数教育がゆえに、学習面ばかりではなく、教員と学生の人間的な触れ合いを通して、人格の育成にも役立っています。さらに、1年次にゼミ形式の入門演習を設けていることも一つの特徴です。

もちろん、どんな研究テーマに取り組むかは、教員のアドバイスを受けながら決めていきます。テーマをしっかりと決めて、少人数で取り組む。そこで、その成果を発表したり、ディスカッションをするのが特徴です。ここでは実践力も養えます。

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