国際センター准教授Global

柳本大地(やなもとだいち)准教授
学歴
2007年:兵庫教育大学 学校教育学部 初等教育教員養成学科 卒業
2011年:大邱教育大学校 教育大学院 教育メディア専攻 修士課程 修了
2017年:広島大学 大学院教育学研究科 文化教育開発専攻 博士課程後期 修了
(教育学博士)
職歴
2007年-2012年:大邱外国語高校 日本語ネイティブ講師
2012年-2017年:広島修道大学 韓国朝鮮語科目 非常勤講師
2012年-2018年:広島大学 韓国朝鮮語科目 非常勤講師
2015年-2016年:広島大学 国際センター 国際交流部門 非常勤講師
2017年-2018年:広島大学 教育学研究科 日本語教育学講座 教育研究補助職員
2018年-2023年:広島大学 森戸国際高等教育学院 特任講師
2023年-現在: 学習院大学国際センター 准教授
連絡先
daichi.yanamoto@gakushuin.ac.jp
研究分野
認知心理学、言語心理学、日本語教育、第二言語習得
著書・論文紹介
著書
- 新一代大学日语第二册,外研社,2022年12月22日
- なりきり!韓国語会話トレーニング,HANA,2022年4月1日
- 실전일본어회화플레이,사람in,2011年9月23日
論文
柳本大地 (2024). 「日本語学習者のシャドーイング遂行時の情報処理過程―聴覚的語認知速度の観点から―」『学習院大学国際センター研究年報』10,5-14.
柳本大地・永井 敦 (2023).「SDGsでつなぐ海外日本語学習者と日本国内の大学生の探究型COIL授業」『留学生教育』28,71-79.
徐 暢・柳本大地(2023).「中国語を母語とする日本語上級学習者における日本語文の聴覚的認知―文の構造と作動記憶容量を操作した実験的検討―」『広島大学留学生教育』27, 1-11.
永井 敦・柳本大地 (2023).「「ムーブ」にもとづく日本語論文作成指導の効果に関するエビデンス」『広島大学森戸国際高等教育学院紀要』5, 15-26.
柳本大地・李静宜・毛炫琇(2022).「非漢字圏の日本語学習者における漢字単語の視覚的認知―語彙判断課題時の眼球運動に基づく分析―」『JSL漢字学習研究会誌』14, 9-17.
柳本大地(2021).「日本語学習者の学習語彙における意味的透明性の調査―2字漢字単語と各構成漢字の意味の結びつきの強さの評定―」『広島大学留学生教育』25,17-25.
柳本大地・徐 婕 (2021).「中国人学習者が日本語文を読む際の眼球運動―漢字単語に着目して―」『中国語話者のための日本語教育研究』12, 32-47.
永井 敦・柳本大地 (2021).「学術論文の序論作成指導におけるムーブ分析の応用」『専門日本語教育研究』23, 43-50.
야나모토 다이치(2020).「한국어 모국어 학습자의 일본어 한자 단어 청각적 인지―프라이밍 효과를 이용한 의미 일치성 판단 과제를 통하여―」 『(韓国)日本語教育研究』, 51, 115-131
王 金芝・柳本大地 (2020).「第二言語日本語学習者における逐次通訳の記憶メカニズム―音韻情報と意味情報の保持に着目した実験的検討―」『通訳翻訳研究』20, 81-102.
李静宜・毛 炫琇・徐 暢・柳本大地 (2019).「日本語学習者の文聴解における音知覚と意味処理への注意配分―二重課題法を用いた実験的検討―」『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部(文化教育開発関連領域)』68, 225-232.
陳 亭宇・林 婉琪・毛 炫琇・銭 静宜・徐 暢・柳本 大地 (2018).「中国語を母語とする日本語学習者の繰り返し聴解におけるメモの効果―メモを取るタイミングと作動記憶容量を操作した実験的検討―」『広島大学日本語教育研究』28 , 7-12.
松見法男・王 校偉・ジャブルブル・柳本大地 (2017).「日本語学習者は読解においてどのような情報に注意を向けるか―テキスト音読時の視線追跡による実験的検討―」『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部(文化教育開発関連領域)』66, 119-127.
松見法男・徐 婕・徐 暢・柳本大地 (2017).「日本語学習者は聴解においてどのような情報に注意を向けるか―聴解時の教示操作とテキスト読解時の視線分析を用いた実験的検討―」『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部(文化教育開発関連領域)』66, 111-118.
柳本大地・費 暁東・松見法男 (2016).「韓国語を母語とする上級日本語学習者における日本語漢字単語の視覚的認知―文先行呈示による語彙判断課題を用いた実験的検討―」『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部(文化教育開発関連領域)』65, 227-233.
柳本大地・松見法男 (2016).「韓国国内の韓国人上級日本語学習者における日本語漢字単語の聴覚的認知―韓日2言語間の形態異同性と音韻類似性を操作した実験的検討―」『総合学術学会誌』15, 21-28.
柳本大地 (2015).「日本留学中の韓国人日本語学習者における日本語漢字単語の聴覚的認知―韓日2言語間の形態異同性と音韻類似性を操作した実験的検討―」『留学生教育』20, 9-17.
メッセージ
将来自分に何ができるだろうと迷うことってありますよね。その迷いに対して留学や国際的な経験は、視野を広げ、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれるはずです。異文化環境に身を置くと、これまで当たり前だったことがそうではなくなり、どのように適応していくのかを切実に考え、実行していくようになります。また、色々な国の人々と話すことで、社会の様々な問題を自分事として考えることができるでしょう。皆さんのチャレンジはやがて大きな自信感と創造力となって返ってくるはずです。学生時代にしかできない国際経験のチャンスを見つけて、チャレンジしてみましょう。
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