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留学生バス旅行(秩父)【霞会館教育助成金事業】

2024.10.31

グローバル

留学生バス旅行(秩父)【霞会館教育助成金事業】

国際センターでは、一般社団法人霞会館のご助成により、留学生に日本の伝統文化に触れる機会を提供しています。

休講日であった1018日(金)、本学及び高等科の留学生39名が参加し、秩父バス旅行を実施しました。

◆道の駅 和紙の里ひがしちちぶ◆

まず到着したのは、東秩父村にある「和紙の里」です。

この施設には、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような茅葺屋根の紙漉き家屋や日本庭園、特産物を売る直売所、御食事処、おやきなどの里グルメを楽しめるフードコートなどがあり、和紙体験から食事、散策までも楽しめる場所となっています。

「和紙漉き体験」

東秩父村はユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き和紙「細川紙」の産地です。

その和紙作りの伝統を今に伝える和紙の里にて、実際に和紙漉きに挑戦しました。


最初に、工房の方から日本の伝統文化である和紙についてお話いただきました。

その後移動し、職人の方から指導いただきながら、一人一人紙を漉いていきます。

和紙の原料となる楮(こうぞ)と水の入った漉き舟(すきふね)に向かい、すけたを前後に動かして均等にしていきます。

皆が初めての体験であり、これまで経験したことのない感触を楽しみながら挑戦していました。



とても新鮮な体験で、実際に自分でやってみることで勉強になったとの声が聞かれました。

漉いた和紙は、こちらになります。

「昼食」

「和紙の里」内にて、うどんと天ぷらの昼食をいただきました。

留学生たちは、日本らしい食事に大変喜んでいました。

◆秩父神社◆

場所を移動して、「秩父神社」に到着です。秩父地方の総社で、創建は二千年前といわれており、徳川家康の再建した権現造りの本殿などが並んでいます。

自由散策の時間となり、留学生たちは各々参拝や見学、おみくじなどを楽しんでいました。

◆秩父まつり会館◆

最後に訪れたのは、「秩父まつり会館」です。毎年12月に行われる日本三大曳山祭の一つ「秩父夜祭」を中心とした秩父の祭りについて、資料展示や演出により、祭りを体感できる施設です。

展示された笠鉾や屋台の大きさと美しさに驚かされました。
祭りの映像が投影されたプロジェクションマッピングでは、リアルな祭りを体感でき、臨場感を楽しむ留学生の姿が見られました。



夕方、一日の行程を終え帰路につきました。

今回はバス旅行ということで、普段個人では行きにくい場所に快適に行くことができよかったという声や、バス車内で今までに話したことがなかった他の留学生とコミュニケーションがとれた、などバス旅行ならではの感想もありました。

日本の伝統文化に触れ、仲間たちとの楽しい時間が良い思い出になればと思います。