生涯学習の場としての地域への大学開放Contribution

歴史・美術の研究成果を広く共有し、地域の方々に「知」と「体験」を提供する
学習院大学史料館は、昭和50(1975)年の開館以来、史・資料の収集・保存、調査・研究、展示・公開を行い、数多くの展覧会を開催してきました。その史料館が、令和7(2025)年春、装いも新たに「霞会館記念 学習院ミュージアム」として歩みはじめました。ミュージアムの建物は、前川國男設計の旧大学図書館を博物館施設としてリノベーションしたものです。外装は前川建築に特徴的な美しいコンクリート壁を甦らせ、内部は機能的な博物館として生まれ変わりました。1階には企画展などを開催する「特別展示室」と、学習院の歴史を紹介する「常設展示室」を設置。2階には博物館学芸員を養成する学芸員課程の学生が使用する実習室、展示室なども備え、天皇家をはじめ、皇族、華族の学び舎であった学習院ゆかりの史・資料、美術作品など約25万点が収蔵されています。ミュージアムは、今後も地域の方々をはじめ、より多くの方が歴史や美術への理解を深め親しむ場として、学びの機会を積極的に提供していきたいと考えています。
日本語教育を通じた社会貢献
国際センターでは、文学部日本語日本文学科協力の下、学習院大学の中長期計画「グランドデザイン2039」における重点施策「社会連携・社会貢献」の1事業として、地域日本語教育事業を行っています。
『学習院大学わくわくとしま日本語教室』、『学習院大学日本語教室』、『人材育成』、『地域連携・成果の普及』といった活動を通じ、誰もが安心・安全に暮らし、社会の構成員として活躍できる社会づくりを大学として推進していきます。
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社会連携・地域貢献