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勝又 隆

カツマタ タカシ

文学部 日本語日本文学科
人文科学研究科 日本語日本文学専攻
教授

コメント

上代や中古を中心とした古代日本語、特に文法の歴史的研究を専門にしています。これまでに、連体形終止文、係り結び(ソ(ゾ)、コソ)、形式名詞述語文(モノソ(ゾ)、モノナリ)等について研究を行ってきました。これらは古代日本語の文終止体系とその動態について記述・考察することを念頭に置いた研究の一部です。  「係り結びの法則」は、高等学校で教わった記憶がある人も多いと思います。今さら研究することなど無いと思われそうですが、実はわかっていないこともたくさんあります。  たとえば、「ぞ」「なむ」「こそ」は「強調」を表す(が、現代語訳はしなくてよいことも多い)と一般には言われています。しかし、一口に「強調」といってもいろいろありますし、実例を丁寧に見ていくと、強調されているようには読み取れない例にもしばしば出会います。現代語の「のだ」文との類似も指摘されますが、違っている点も少なくありません。「ぞ」「なむ」「こそ」の違いについても、多くのことが明らかにされているものの、まだまだ十分とは言えません。  古代語と現代語では具体的にどう違っているのか。なぜ違っているのか。どういう経緯で、なぜ、そのときに変化したのか。わかっていないことはまだまだたくさんあるのです。

経歴
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学術貢献活動
メディア報道
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取材に関するお問い合わせ先

学校法人 学習院
総合企画部 広報課

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TEL : 03-5992-1008(直通)
[平日] 8:40~16:45 [土曜] 8:40~12:30