【受賞】人文科学研究科史学専攻 博士後期課程3年 細谷篤志 さんが、「第15回(令和6(2024)年度)日本学術振興会 育志賞」を受賞しました
2025.03.07
学部・大学院
研究
人文科学研究科史学専攻 博士後期課程3年 細谷篤志 さんが、「第15回(令和6(2024)年度)日本学術振興会 育志賞」を受賞しました。
この賞は、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的とするものです。
<細谷 篤志 さんのコメント>
このたびは、育志賞を賜りまして大変光栄に存じます。これはひとえに、日頃からご指導いただいている佐藤雄介先生をはじめ、多くの皆様から学恩を賜ったおかげです。心より御礼申し上げます。
日本近世史のなかでも天皇・朝廷研究は、ともすれば特殊分野と見なされがちですが、私が取り組んでいる朝廷下級役人の研究は、幕政史や都市史、村落史、宗教史といった諸分野を横断する新機軸の成果が見込めるものと考えております。いまだ道半ばですが、今回の受賞はその成果の一端をご評価いただけたものと受け止め、これを励みとして、今後も近世朝廷像、ひいては近世日本史像の刷新に邁進してまいります。
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