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玉置えみ准教授(国際社会科学部)がアメリカ・ワシントンDC・アメリカ人口学会年次大会で研究成果を発表しました

2025.05.23

研究

玉置えみ准教授(国際社会科学部)がアメリカ・ワシントンDC・アメリカ人口学会年次大会で研究成果を発表しました

 玉置えみ准教授は2025年4月11日から13日にアメリカ・ワシントンDCで開催されたアメリカ人口学会年次大会(Population Association of America 2025 Annual Meeting)に参加し「Marriage, Work, and Health among Japanese Women and Japanese American Women: A Comparative Study」というタイトルで発表を行いました。

 日本在住の日本人女性とアメリカに移住した日系米国人女性の健康調査の比較分析結果を発表し、特に仕事と子育ての両立に着目し、日本人女性においてはフルタイム勤務をしながら未成年の子供の子育てを担っている場合は子供のいないフルタイム勤務者にくらべて健康状態が低い可能性が示唆されることを発表しました。また比較対象である日系米国人女性においてはそのような傾向が見られなかったことから、女性が置かれている社会・文化的文脈も考慮に入れる必要性を考察しました。今回の研究成果発表はGakushuin U.Grand Design 2039(大学中期計画)より渡航費用を助成しています。

玉置えみ准教授のコメント

 ポスター発表は様々な参加者からフィードバックを得ることができ、これまで気がつかなかった視点から分析結果を捉えなおす機会に恵まれた。また今後のデータ分析において有益なアドバイスを得ることもできた。今回の発表をふまえてより詳細なデータ分析を行い共同研究者と新たな調査計画をたてることを予定している。

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