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留学生バス旅行(小田原)【霞会館教育助成金事業】

2025.10.30

グローバル

留学生バス旅行(小田原)【霞会館教育助成金事業】

国際センターでは、一般社団法人霞会館のご助成により、留学生に日本の伝統文化に触れる機会を提供しています。

開院記念日の1017日(金)、高等科生2名、本学学生35名、計37名の留学生が参加し、小田原バス旅行を実施しました。

当日は気持ちのよい秋晴れに恵まれ、絶好のバス旅行日和となりました。

◆鈴廣かまぼこの里◆
まず最初に訪れたのは小田原にある「鈴廣かまぼこの里」です。

この施設は、小田原のお土産が買える買い物処や、お食事施設のほか、かまぼこ手づくり体験が出来るなど、「買う・食べる・遊ぶ」が詰まったスポットです。

「かまぼこ作り体験」

まず最初に、メインイベントである「かまぼこ作り体験」に挑戦しました。

小田原は昔から沿岸漁業が盛んで多くの魚が獲れたため、魚の保存利用として誕生したのが小田原かまぼこです。

作り方の説明を聞き、準備を整え、いざかまぼこ作りのスタートです。

すり身を、板の上に綺麗に成形し、一本のかまぼこに作り上げていきます。

そしてもう一つ、棒の周りにすり身を巻き付けて、ちくわを作っていきます。

どちらも綺麗に形を整えるのが予想以上に難しく、苦戦している留学生もいました。

作ったかまぼことちくわは、焼いてもらったものをお土産として持ち帰りました。

「昼食」

かまぼこの里にて、かまぼこを含め、おでんや抹茶のデザートなど、日本ならではの料理をいただきました。

この昼食には皆大変喜び、日本の味を堪能していました。

◆小田原城見学◆

次に訪れたのが「小田原城」です。

江戸時代には徳川幕府の西の守りとして重要な役割を果たし、現在は再建された天守閣や門など、その歴史的価値を伝える小田原城。

小田原城の歴史展示を見ながら、天守閣に登りました。

青空の下、天守閣からの眺めも楽しみました。

◆NINJA館◆

最後に小田原城址公園内にある「NINJA館」を訪れました。

ここは、戦国時代、小田原城を拠点として北条氏を影で支えたと言われる「風魔忍者」をモチーフに、忍術を学び、忍者を体験する施設です。

忍者の能力を習得すべく、「壁登り」「水面歩き」「手裏剣」などデジタルも駆使された空間で忍者を体験しました。

特に、最後の「手裏剣対決」がとても盛り上がりました。スクリーンに向かって手裏剣を投げるアトラクションに、皆夢中になって投げていました。

一日の行程を終え、留学生からは、

「小田原の歴史に触れ、忍者体験も予想以上に楽しかった」

「城に登るという貴重な体験ができた」

「昼食が大変美味しかったのに加え、自分でかまぼこ作りもできたことがとてもよかった」

といった感想が聞かれました。

小田原の観光を通じて日本の歴史の一端に触れ、美しい風景や日本の食文化を感じる充実した内容のバス旅行となりました。