【開催報告】第15回学習院大学ブランディング・シンポジウム(第35回生命科学シンポジウム)「超高齢社会への新たなチャレンジ-文理連携型〈生命社会学〉によるアプローチ-」
2024.12.24
研究
社会・地域連携
2024年12月14日(土)13時30分~、学習院大学東1号館イベントスペースにおいて、第15回ブランディング・シンポジウム(第35回生命科学シンポジウム)を対面とZoom(ウェビナー)を併用したハイブリッド形式にて開催しました(共催:理学部生命科学科、国際センター、桜友会寄附講座、後援:豊島区、学習院大学理学部同窓会)。本シンポジウムは、『超高齢社会への新たなチャレンジ―文理連携型〈生命社会学〉によるアプローチ―』と題するブランディング事業を本学独自で継続して迎えた9年目の成果と位置づけられます。今回は、『超高齢社会を科学するⅦ〈アンチエイジングの時代における老いとは〉』をテーマに掲げ、84名が参加しました(対面38名、Zoom46名)。
本学理学部教授の尾仲宏康教授の開会挨拶に始まり、プログラム前半では、「ミトコンドリアと疾患・老化―ミトコンドリアを標的にした抗加齢創薬の開発と展望」(柳 茂:学習院大学理学部教授)、「5-アミノレブリン酸(5-ALA)の多様な機能―健康維持、抗感染症から抗老化までー」(北 潔:長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授)、「藻類と動物細胞の循環型培養によるサステナブルな食料生産」(清水 達也:東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 所長・教授)、「不老不死の薬を飲みますか?」(岡本 裕一朗:玉川大学名誉教授)のテーマに関する講演がなされました。プログラム後半では総合討論の時間が設けられ、講師同士だけではなく参加者からの問題提起も交えて活発な議論が交わされ、盛況にて閉会しました。
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